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手ぬぐいの美術館

綿布商の老舗「永楽屋」さんが保管する古い手ぬぐいを展示する「細辻伊兵衛美術館」が今日、京都市中京区室町通三条上ルに開館します。
一般財団法人細辻伊兵衛美術館が運営し、永楽屋14代目の細辻伊兵衛氏が館長を務められるそうです。15日には細辻氏らがテープカットの代わりに手ぬぐいを裂いて開館を祝われたそうです。
美術館は本店の1、2階を改装して造られ、1615年の創業以来歴代が発表してきた手ぬぐいなど常時50点ほどを展示されています。
まずは昭和初期の手ぬぐいが多く、「円山桜」「都踊り夜景」などと題した春を感じさせる絵柄が並び、江戸時代後期の「床の間飾り」(1868年)は木綿に友禅染で、円山応挙が描いた真っ赤な鯉(こい)を表現しているそうです。入場券は手ぬぐいで、一部を裂いて半券とすることも特徴だそうで、とても興味深く早く行ってみたいと思います。今日もいい一日を。4/17


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