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男性の苦しみは、女性不活躍の裏側である

はい、私BOSSです。写真は我が子の落書きです。

子どもたちにそう呼ばれています。この間スーパーで「ねぇ、BOSS!このおやつ買ってもいい?」と思いっきり「素」で叫ばれて、レジのお兄さんに軽くスルーされました。笑

アイスブレイクはこのくらいにして、本題に入ります。

▼女性に活躍してほしい理由は何か

ズバリ、 #女性に活躍してほしい理由 は次世代に「苦しみ」を持ち越さないためです。

女性活躍については男性管理職の方々も悩んでいるという事実があります。その課題感は、男性も同じように持っているのです。「女性が直面する壁と必要な支援」についてnoteの記事を、過去に投稿しています。これは実際にキャリアを中断してしまった、既婚女性である私の「生の姿」です。依頼を下さった男性は、自分自身が男性として苦しんでいらっしゃいました。一家の大黒柱として強くあるべきだ、社会的地位を築いた男性こそが発言権を持つという呪縛は、男性ならば感じるのではないでしょうか。

そして私の娘の世代には、このネガティブな「女性不活躍」のループを繰り返してはいけません。このことについて、私の娘に「大人の女性が直面する差別的な考え方」として対話しました。社会人として日本の一般社会に出たときに、彼女がショックを受けないように、私が母親として何かできることはないかと考え、行動したことを書き記しています。当事者が声をあげることが説得力になります。我々女性は、声を上げる勇気を持つべきだと考えます。


▼女性の働き方は以前と比べてどう変わってきているか

私は「女性である自分の意思が尊重される」働き方を求めていると思います。つまり「女性が女性らしく生きる」「女性が女性であることを認められながら働く」ということです。

結婚をすることも、結婚をしない選択も、子どもを授かることも、産まない選択をすることも自由。女性の働き方は自由であってもいい、という考え方に変わってきていると思います。専業主婦だって素敵じゃないですか。私自身経験した7年の専業主婦生活は、何ものにも変えがたい人生の宝物です。家庭での役割に従事することは「楽なこと」でも「楽しいこと」でも「価値のないこと」でもなく、「大変なこと」であり「苦労も多く」「価値のある」仕事です。そして家族を支える女性の存在があるからこそ、男性は社会で活躍できているという事実を忘れています。女性は、仕事を含めた自分の意思が現実に尊重されていると感じているでしょうか。家庭を優先したいのも意思、仕事を優先させたいと思うのも意思であり、それは個々の女性によるものなのです。


▼女性の潜在力を活かすための仕組み、注意点はなにか

前段までの話を受けて、できることなら自分の意思を最大限尊重されたい。そしてフルコミットで働くのか、ちょっと休んでまた再開するのか、毎日少しずつ継続するのか、そういった柔軟性のある働き方は、今の日本では認められにくい。自由に時間も場所も選びたい、自由に仕事に没頭でき、いつでも復活できる、心が疲れたり、人生の他の役割に時間を割きたい時は仕事の優先順位を変えられる、そんな柔軟な意思決定とチャンスを求めているのではないでしょうか。


▼私が今までずっと主張してきたこと

日本の女性は、もうこれ以上我慢しなくてもいい。男性も我慢しなくてもいい。なぜなら女性の苦しみは男性の苦しみと表裏一体だから。女性が活躍していないわけでも、男性が活躍しすぎているわけでもない。女性が苦しんでいる事実の裏側に、男性が苦しむ理由がある。それは女性だけの問題ではなく、男女、そして性自認にかかわらず、みんなが当事者として考えるべきことです。

ただそれだけ。ただそれだけなんです。


#日経COMEMO #女性に活躍してほしい理由 #女性活躍 #女性活躍社会 #女性



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