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エッセイ等

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2024年6月の記事一覧

わたしの助けはどこから(桜桃忌に)

わたしの助けはどこから(桜桃忌に)

 太宰治が最後に書いた短編小説である「桜桃」を、2021年の桜桃忌、つまり6月19日に読み返しました。

 桜桃忌、というのは太宰をしのぶ日です。1948年、玉川上水で遺体が見つかった日であり、1909年に彼が生を受けた日、誕生日でもあります。
 この「桜桃」という小説は、「子供より親が大事、と思いたい。」という書き出しが有名で、久しぶりにインターネットの「青空文庫」で読もうとしたわたしも、その一

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