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冨樫由美子
2022年7月31日 09:03
記憶記憶の中に一樹はありていつも夏 陽ざしを浴びて青葉広げてかなしみてこころの森を歩むとき占星術は役に立たないおほぞらが乳白色に染まるころ折れた翼でわたくしは飛ぶ新緑の道にボサノヴァ歌はれてきれいなみづを飲むやうに聴くぬばたまのオペラケーキに寄り添はれあしびきのモンブランそびゆるあんなにもあかるい私語に満ちてゐたカフェにアクリル板の林立ゆふがたにひつそりとあるものの影ま