二歳児のコロナ体験記 ~番外編:突然の出勤停止で見える夫婦の重心の違い ~

今回,子供のコロナ陽性からの両親感染で,
有無を言わさず一定期間の出勤停止となりました。
思いがけず家族で過ごす時間をいただいたのですが,
職場に迷惑をかけることに対する旦那さんの落ち込み方が
予想以上に大きく…
感じた違和感をもとに
仕事と家庭のバランスについて考えたことを書いてみました。

この記事は
・共働きのご家庭
・よりよく支えあう夫婦像を考えたい方
に参考になる…かもしれません。

逆に教えていただきたい。なにかありましたらコメントお願いします。

私が突然の出勤停止に動転せずに済んだ理由①
職場の対応が安定していたから

現在未曽有の医療ひっ迫状態とはいえ,
コロナ禍ももう数年目。
職場の対応も慣れたもので。
もちろんとてもとても迷惑をかけているのはわかっているのですが,
(代理をすごい量のメールのやりとりで探していた)
私にできることがあるわけではなく,
出勤停止期間ももはや変えられるものでもなし。
私はただただ頭を垂れていたのでした。

私が突然の出勤停止に動転せずに済んだ理由②
突然の発熱対応には慣れているから

私も,おそらく多くのワーキングマザーも,
家庭で担っている一番大きな役割は
家庭内のマネージメントなのではないでしょうか。

急な発熱があった時に,
いつ病院を受診するのか。
必要な検査と書類はなにで,
いつ,だれにお世話を頼めるのか。
何曜日の何時から何時まで見てもらえて,
誰かの残業がある時は誰にフォローを頼むのか。
その際のご飯やおやつのストックはあるのか。

発熱のたびにこのサイクルを頭でまわしているわけです。
そしてどうにも休めなさそうなとき,
私が子供の状態を見て経過を把握しなければ
その先の見通しが立たなそうなときは
仕事をお休みさせていただいています。

しかし今回,コロナであればもう対応が決まっています。
全員休み。
別の人には頼めない。
ほかに手がないわけです。

私が今回考えなければいけなかったのは
冷蔵庫の中身とネットスーパーのにらめっこだけでした。
正直,普段の1/10くらいの脳みそしか使っていない。

私が突然の出勤停止に動転せずに済んだ理由③
私の仕事が,比較的調整をしやすいから

悲しいことですが,
いろいろとやりくりをして仕事に重心を残せるように工夫しても
多くのワーキングマザーが勤務時間や内容に制限があります。
その中で,悪意がなかったとしても
制限のある人に任せられる仕事に偏りが出てしまうのは
必然かもしれません。
代替の効きやすい仕事にあたりやすい可能性があります。
これは本当に悲しい。

また,科の特性も大きく影響しているかもしれません。

まとめると,我が家では
普段から母親が家庭内のマネージメントを担当し
仕事では比較的代替可能な仕事に割り当てられることが多い。
また職場の体制も比較的安定しているため
突然の出勤停止にもそれほど動転しなかった。
一方旦那さんは突然の出勤停止には不慣れであった。
と言えそうです。

私が軸足を家庭にも重く置いている一方で
旦那さんは思う存分仕事にコミットしている,
ということが露見した今回のエピソード。
このバランスが本当にベストなのか?
本当に私がマネージメントしているのなら,
少しバランスを是正することもできるのではないか?

そんなことを考えさせられました。

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