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早春の東北 温泉巡り一人旅 宮城〜大好き山形編

有給休暇を取り、一人で二泊三日の東北温泉巡りへ。一日目は宮城県青根温泉、憧れの文化財の宿不忘閣に宿泊。二日目は大好きな山形へ移動します。一日目、宮城編はこちら↓

二日目朝、朝風呂をキメよう。蔵湯は貸切なんだけど全然空かなくて、昨日は入れず。今朝も埋まってる。果たして滞在期間中に入れるのか?蔵湯は8時までなんだよなー。男女入れ替わった御殿湯に入る。

昨日のより少し大きめ。
脱衣所

カラン、シャワーは御殿湯にしかありません。それも各一基だけ。これ、クチコミで文句を言われるパターンなんだよね。高い宿なら尚更。でも有形文化財に泊まれるってだけで感謝するべきだと思う。維持管理することはとても大変なことなのだ。

御殿湯の向かいの部屋。こんなお部屋に泊まれたら最高。吊り下がった蛍光灯がいい味出してる

そしてロビーに戻ると蔵湯が空いてる!

貸切札があれば空き

貸切札を持って蔵湯へ。

入口に札を置く
いよいよクライマックスの蔵湯
立派な梁
湯口

脱衣所一体型。ダイナミックな素晴らしいお風呂でした。さて朝ごはん。夕食と同じ個室で。

宮城産ひとめぼれを味わう
湯豆腐と温泉たまご
がんもどきの煮物と青のり入り刺身こんにゃくが美味しかった。

食事処の障子を開けたら窓からお殿様が泊まった御殿が見える

実はずっとここに泊まれると勘違いしてた。笑

朝食後、御殿の見学会が催されるので参加しました。

御殿入口
廊下
お殿様の間。更に一段上がっています。
お姫様の鏡台や伊達家(誰だったかな?)の鎧。
伊達家の家紋

仲居さんがガイドで説明してくれます。参加してよかった。宿泊客はほぼ参加していたと思います。

御殿から戻る途中に休憩ブースがあります。レトロカフェ風じゃなくて、ガチです。やっぱり作られたものとは違い、歴史の重みを感じる。

絶景
こちらはもみの木が見えます

文豪も宿泊したという不忘閣。山本周五郎氏が「樅の木は残った」をこちらで執筆。このもみの木を見ながら書いたそう。

チェックアウトして次の目的地へ。クーポン1000円は食事の際のビールに使えた。残りはセブンでお酒でも買おう。お料理も美味しく、お風呂も館内も素晴らしい宿でした。階段が苦でなければ食事が個室なので、一人旅にもおすすめです。

昨日とうってかわって晴天。山形に向かいます。途中に寄り道。


宮城 遠刈田温泉 神の湯

こけし推し
あつい湯とぬるい湯

ぬるい湯で42度超だった。笑
ナトリウム•カルシウム-硫酸塩•塩化物泉。温まりのお湯でした。源泉は70度。そりゃ熱いわ。
しっとりする保湿保温効果抜群のお湯。200円

壽の湯

近くにもう1軒共同湯「壽の湯」があるのですが、時間が合わず。
遠刈田温泉はカフェや、ご当地プリンがあったり、草津や熱海を意識してるのかな?

床屋さん

そんな中に時が止まってるお店がある。床屋さんて昔ながらのお店が多く残ってる気がする。

昭和なクルクル(正式名称分からず)

宮城でもう一軒温泉寄ります。

宮城 不忘の湯

露天風呂のみ
竹の湯口

ナトリウム•カルシウム-硫酸塩•塩化物泉。源泉70度。うっすら金気臭がした。500円
遠刈田温泉と同じだ。浴槽は40度の適温でしたが、先客マダムが今日は温い!とボヤく。いつも48度に入ってるんだってー。猛者だな。
この温泉が好きで毎週通ってるそう。東京から来たって言ったら驚いてた。そうだよね、観光もしないで日帰り温泉入ってるんだもんね。笑
帰りに「馬車路」っていう店で蕎麦を食べて帰るのがルーティンで「カレーも美味しいのよ、お昼食べていきなよ」って勧められたのだけど、方向が逆なので諦めた。ググったらかなり美味しそうで、次回必ず行きます!そして大好きな山形に向かう。


山形 赤湯温泉 ほとり

anjuさんの記事で見た「龍上海」に行ったら、長蛇の列。50人は並んでた。からみそラーメンは喰らえず。日曜日の昼だし仕方ない。考えが甘かった。なのでこちらに。結果オーライでした。

しょうゆラーメン(細麺)630円

赤湯温泉はラーメンも有名らしく、特に辛味噌?こちらは「南蛮」というのが辛いらしく、しょうゆ&みそでラインナップ。私は辛いの好きなんだけど、初めての店なのでフツーのにしました。和風だしで美味。青のりは山形式⁈細麺と太麺選べます。

餃子 470円

特筆すべきは餃子。みんな頼むし、店内のポップにつられて注文。6個じゃなくて7個で、食べ切れるか⁈餡がパンパンで大きめだったけど美味しくて完食。にんにくが効いていて、野菜が多めの手作り。お客全員が頼んでるのが納得の美味しさでした!


山形 赤湯温泉 旅館近江屋

赤湯温泉での一湯目はこちら。車を降りた途端にふんわり硫黄のかほり。

昭和
大好きなタイル浴槽
湯口 白い湯の花が舞う
タイルが昭和な浴室

含硫黄•ナトリウム•カルシウム-塩化物泉。森の山源泉、60度。硫黄の香りのするしょっぱいお湯。山形の銀山温泉がそうだったかな?なんといってもタイル浴槽が良きだ。

タイルの洗面所
客室。泊まりたい。

山形 赤湯温泉 烏帽子の湯

共同湯のこの感じが好き。

次は共同湯。赤湯温泉では相次いで古い共同湯が廃業になってしまって、唯一残っているこちら。
近江屋のご主人に聞いたら源泉は違うとのことで訪問。なんと120円

南陽市ホームページより

オープン直後に行ったけど地元マダムで大賑わい。ふんわり硫黄の香りがしますが、こちらは単純泉。源泉52度。熱めのお湯が注がれてます。

ここから宿泊地に向かうのですが、長くなったので「つづく」にします。

大好き山形〜栃木編につづく

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