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信越〜東北 湯巡り1週間一人旅 新潟編①

以前からやってみたかった1週間(6泊7日)の湯巡り一人旅を決行。一泊目は大沢温泉の幽谷荘。2日目の記録です。1日目はこちら。

一泊目の宿をチェックアウトしてから見附方面に向かう。ニットの仕事をしていた私。90%は中国生産だったが、10%は国内生産。新潟の五泉、見附、山形市内の工場にオーダーしていた。
ちなみに五泉はレディス、見附はメンズの産地。お付き合いしていた見附の工場にはあまりオーダーしていなかったが、担当営業が月に2回は東京に出張していて、よく地酒を買ってきてくれた。今後、どんな仕事の仕方をするかわからないが、お世話になったご挨拶に立ち寄った。

その後長岡へ向かう。一番寄りたかった温泉は土日しかやってないとのこと。この日は月曜日で残念。仕方ない。お目当てのもう一軒へ。


新潟 長岡 かまぶろ温泉旅館

こちらはかまぶろ(岩盤浴みたいの)併設の温泉宿。

スリッパかわいい
ロビー(ちょっとカオス)

大好きなタイル風呂だ。単純泉で20度の冷鉱泉なので加温循環併用だが、源泉投入量がかなり少ない。

加温湯口

かまぶろに行ってみる。

かまぶろ入口。神々しいな
かまぶろ内部

手ぬぐいを敷いて寝てみた。サウナが苦手なのですぐ出ました。白いのは塩かな?潔癖な方は無理そうな感じ。笑

源泉。チョロチョロ

仕上げに冷たい源泉を洗面器に溜めて浴びてフィニッシュ。夏ならでは!気持ちいい。

ランチは激シブ中華へ。

新潟 長岡 福助食堂

年季の入った看板が良き
暖簾に東京上野ってある。暖簾分けかな?

ラーメンが食べたくて。新潟だからへぎそばじゃないの?ってなるけど、暑いし、温泉に入ってるから塩分を欲するのよねー。

メニュー
中華そば
座敷あり

夏の甲子園を見ながらいただくラーメンは最高。サッパリした昔ながらのラーメンでした。

この後、もう一軒立ち寄ってから宿に向かうつもりで車を走らせると、途中におしゃれだんご屋を発見。


新潟  長岡 摂田屋

江口だんご

お団子食べよう!と行ってみると、更に隣に何やらおしゃれなお店発見。

LIS(LOCAL IDENTITY STORE)

地酒や地域商品をPRして販売するお店でした。地域振興に協力したいのはやまやまなので覗いてみることに。旅行中に飲む地酒を購入。更に、面白いものを発見。

酒みくじ。1回1000円で地酒一合とおちょこ、もしくは升のセットが当たるというしくみ。おもしろいのでやってみました。

木のガチャガチャ
5番、大吉。(全部大吉かも?)

升以外がよかったのでやった!ラッキープレイスは柏崎海岸だった。温泉ないからなあ…。お酒の情報はパックの裏のQRコードから↓

まだ飲んでません。

散財したのでだんごは断念。宿に向かう前に一軒立ち寄ります。

新潟 馬越温泉 越乃湯旅館

ねこたん

こちら田んぼの中の一軒宿。鍵がかかっているので、手前の小屋へ寄ってみる。

宿の手前の小屋

覗いてみると、おじさんがいた。

私「日帰り入浴やってますか?」

おじさん「あー、今日は風呂やってないんだわ。昨日はやってたんだけど」

私「土日だけか、残念。強塩泉て聞いて入りたくて」

おじさん「今は土日だけ。どこから来たの?」

私「東京です。もしよければお風呂だけ見せてくれませんか?」

おじさん「見るだけならいいよ」

と、粘ったら見せてもらえることに!

湯口。残念ながら出てない

薄茶色のお湯。触ったらまだ温かかった。含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉。源泉が16度で、成分が濃すぎるのと湧出量が少ないので加温循環してかなり加水してる。

おじさん「わざわざ東京から来たのに悪かったね」

私「いいです、いいです、出直します。ところでこの小屋で何をしてるの?」

おじさん「温泉から塩を作ってる」

なぬー!そんなことができるのか。早速見せてもらうことに。隣の小屋の煙突から煙が出ているのだが、その釜で炊いて濃縮してから湯煎で塩の結晶を作るらしい。

塩の結晶。四角錐の形。

舐めてみる?と言われ、舐めてみた。しょっぱいけど、角がなくて後味甘めだ。海の塩と違ってナトリウムが少ないので甘いんだそうだ。

エアコンのない小屋で作業するおじさん

この結晶を細かく砕いて広げて更に乾燥させる。全て手作業。
この塩買えますか?と聞いたら、商品にして宿で売ってるそうで買えました。500円。

購入した温泉塩。温泉を食べるのも楽しみ。

東京からこんなところまで来たことにずっと驚いてた。ですよねー、私、温泉ヲタクなんですよ。
帰り際、最後まで手を振ってくれたおじさん。どうもありがとう!

さて、今日の宿に向かいます。


新潟 出湯温泉 珍生館

3年前の写真

3年ぶりの再訪。こちらはお湯も食事も最高で、以前の記事で紹介したところ、実際にフォロワーさん達が足を運んでくれて、みなさんに気に入っていただいた素晴らしい宿。

女将さんは私が再訪だと気づかなくて、再訪と伝える。下のお風呂は加温してないとのことで、汗だくの私は早速ドボン!

1人用
湯口

こちら2階にも大きなお風呂があるのだが、断然下のこのお風呂がおすすめ。

見よ!この溢れ方

お湯が新鮮なので、泡が付きます。この源泉まま36度の湯温と泡のふわふわ感がたまらない。単純弱放射能温泉。

夕食は安定の美味しさでした。

地酒「北雪」

湯治プランなので品数は少なめですが、これがちょうど良いのです。温泉塩を舐めてお酒を飲んだら美味しすぎた。

メインは豚肉(阿賀野のブランド豚、名前は失念)の温泉蒸し。これにも温泉塩をつけて食べてみたら絶品。そりゃ温泉x温泉だもの。
ツヤツヤ

やはり銀シャリはこちらが1位です。そろそろ殿堂入りかな。

新潟編②につづく

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