信越〜東北 湯巡り1週間一人旅 新潟〜山形編
以前からやってみたかった1週間(6泊7日)の湯巡り一人旅を決行。一泊目は大沢温泉幽谷荘、二泊目と三泊目は出湯温泉珍生館。4日目の記録です。3日目はこちら↓
今日は新潟から山形へ移動。道中、2軒ほど温泉に立ち寄る予定。海沿いを走ることになりそうで楽しみだ。まず一湯目。
新潟 越後の里親鸞聖人 西方の湯
デカい親鸞聖人⁉︎が聳え立つこちら。初訪。
温泉マニアの間では有名なこの温泉施設、くさ〜いお湯が有名だったが、源泉が変わりかなりマイルドになったそうな。しかし、怪しい…。
駐車場から撮った写真。駐車場もだだっ広いが、私しかいなかった。宗教がかった謎の施設。
早速お風呂に行ってみましょう。
大浴場まで行く途中に厨房の跡があり、コンロなどの残骸が。以前は宿泊や、食事も出来たのかな?
大きな内湯で、仕切りで熱めとぬるめで別れています。熱めは草津くらい熱い。アブラと薬品の匂いがします。ナトリウム-強塩化物泉。源泉は60度近いし、バリバリの濃ゆい塩の湯なんで余計に熱く感じる。夏に入るのは間違い、汗が全然引かない。塩が毛穴を塞いでしまうのだ。保湿効果はあるのだけど…。
汗が引くまで浴後はカオスなロビーをしばし探検。
フロント前で絶賛フリマ開催中。昭和感満載で購入してしまいました。
女将さんに、あの火鉢は売り物?って聞いたら、欲しいって人には譲ってるわよって返事。
ベランダで飼ってるメダカが増えすぎたので、メダカ用の鉢を探していたのだ。値段次第だなぁ…って言ったら1500円て言うから即買い。
女将さんにメダカ入れるって言ったら、みんなそう言って買っていくのよー!だって。考えることは皆同じだね。
女将さんと話してたら、にゃーにゃーかわいいのが奥から出てきたよ。
女将さん「甘えん坊で仕方ないのよー、私の後を付いてまわって困った猫だよ」(嬉しそう)
かなり怪しかったけど、お湯は個性的だったし、いい買い物も出来てなんだかわからないけど楽しかった。笑
そして2湯目は「休館日」涙
平日って空いてていいんだけど、撃沈に出くわす確率が高い。長岡の温泉と2軒宿題だ。両方ともボロ、あ!違う、鄙びてるから廃業が怖くて焦る。
気を取り直し、海沿いを中森明菜を熱唱しながら走る。ランチはどうしたものか。てか、行きたいレストランがあったのだけど、そちらも平日だからか休み。
しばらく走ると「笹川流れ」という景勝地に入った。
めちゃくちゃきれいな海だ。こちらでランチにしよう!
澄み切った碧い海が美しく、日本屈指の透明度を誇る笹川流れ。11km続く海岸では、日本海の荒波の浸食によりできた奇岩、岩礁や洞窟など、変化に富んだ風景が広がり、豪壮な景観は国指定の名勝及び天然記念物となっています。(新潟観光ページより)
新潟 笹川流れ ちどり
こちら、岩ガキが有名らしいのだが、出遅れたため売り切れ。焼魚定食いきます。
ホクホクで塩加減も丁度良く、美味しかった。岩ガキなんてなくても全然いいよ。
何気に小鉢のところてんが良き。そして安定の銀シャリの美味しさ。
名残り惜しいが新潟と別れてR47を山形方面へ。7月の豪雨でR47は通行止になっていたが、盆前には全線開通したそう。一箇所だけ片側通行があったけど、完全復旧してました。
こういうの、日本てすごく迅速ですよね。素晴らしい!
定宿宿泊です。肘折温泉に来ました。肘折は涼しい。
山形 肘折温泉 三春屋
定宿到着。ここの半地下の自家源泉には入らずにいられん。まさに、名湯は下へ下れなのだ。
泉質は肘折温泉組合源泉と同じ、ナトリウム-塩化物•炭酸水素塩泉なんだけど、自家源泉だけに新鮮さが違う。金気臭があり、炭酸感も感じられます。
ご主人に「肘折温泉で唯一の自家源泉をもっとアピールした方がいいですよー。温泉好きはお湯さえ良ければ古いだの、サービスだの文句言わないから」と助言。笑
寡黙なご主人だから、サービス云々言われがち。ご夫婦だけで大きな別館まで切り盛りしてるから忙しすぎるんですよね。
一応3階のお風呂にも入っとく。シャワーはここにしかありません。シャワーも温泉です。
さて夕食です。
湯治プランの夕食。食事は部屋出し。女将さんは料理上手。家庭的で気取らない料理だけど、味付けもセンスが良くて美味しい。
デザートはすいか。甘い。尾花沢産かな?山形はフルーツも美味しいですよね!
もう一回半地下の自家源泉に入って明日の朝市に備えて早めに就寝。
肘折温泉〜東鳴子温泉編につづく
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