桜と新緑と雪 越後温泉巡り①
待ちに待ったGW。私も相方も仕事は暦通り。相方は5/1が出勤になったので、私は1日有給休暇を、相方は先に代休を取り1日早めに新潟に出かけた。28日の関越道は全く渋滞なし。
2日目(29日)の朝、宿のテレビで「関越道、高坂付近で35キロ渋滞」のニュース。大正解!
「うちら勝ち組だね。とほくそ笑んだ」
まずは大沢山温泉に行ったのだけど、お目当ての幽谷荘は休業だったので、急遽秘湯を守る会の宿、大沢館へ。
新潟 大沢山温泉 大沢館
私「すみません、日帰り入浴できますか?」
ご主人「今日は平日で休業だからお湯入ってないよ!お湯のある他行って!里山十帖行ったらいい!」
なぜか怒ってる。酒臭い。たぶん酔っ払ってる。
私「私は、里山十帖より大沢館のような古い歴史を感じる旅館の方が好きなんです」
ご主人「ウチみたいな古い旅館には客が来ないんだよ!」
私「そんなことないでしょう?こういう宿が好きな人いますよ。中を見せてもらえませんか?」
ご主人「そんなに言うならいいよ」
しばしやり取りして中だけ見せてもらいました。
ご主人「俺は木が好きだから、木をたくさん使ったんだ。でもこんな古い宿にはもう客が来ないよ。こんなんだから女房に逃げられた」
ってずっと愚痴ってた。ネガティブ思考からの負のスパイラルに陥っているような…。
以前はたくさんお客様がいらしてたのでしょう。予約がなかなか取れないと言われる「里山十帖」という新しい宿泊施設が近くに出来たせいで、お客さんが減ってしまったのかな。ご主人がちょっと卑屈になっているのが気になりました。
後から娘さんも登場して「日帰り入浴の時は電話してから来て下さい」と言われたので「すみません、知らなかったので」って言ったら「常識ですっ!」って怒られちゃいました。苦笑。
こちらはかなり気難しい感じの方で…。
大沢館は里山十帖とは趣が違う素敵な旅館なのだから、違ったアプローチで集客して、共存できたらいいのにな。
新潟 六日町 龍気本館
湯友に龍気別館がいいと聞いていたのですが、別館は休業中で本館に来てみました。1000円。
ナトリウム-塩化物泉、源泉温度52.9度。特にお湯の個性はないし、湯使いもまあまあ。別館だけがいいのかなあ?
「薬石風呂」という岩盤浴が人気のようでした。
石臼挽き へぎそば やぶ
ランチ。新潟はやっぱり「へぎそば」ですよね!
こちら2人前です。野菜天を一人前オーダー。
まいたけ天が美味しかったー。春の味覚、ふきのとうも。
お蕎麦屋さんの脇の小川に水芭蕉が咲いてました。新緑も美しい。
新潟 栃尾又温泉 自在館
1日目のお宿は栃尾又温泉の自在館。栃尾又温泉は2度目で、前回は神風館さんに宿泊。今回は自在館の大正棟にしました。大正時代の建物です。共同で使用する「うえの湯」「しもの湯」の他に無料貸切湯があるのでそちらに入るために早めにチェックイン。
が、私達のチェックイン時にはほぼ予約がほぼ埋まってました(>_<)連泊の方が多いからだそう。
障子が湯治棟ならでは。鍵がかかります。10帖と6畳の二間つづきの部屋。布団は敷いてありました。
チェックインすぐの時間しかあいてなかった貸切湯へ!
無料貸切湯 たぬきの湯
加温掛け流し。源泉28.5度、単純放射能泉。
無料貸切湯はあと二つ、うけづの湯(露天風呂)とうさぎの湯があります。泉質は一緒なので、他はうけづの湯だけ予約しました。
栃尾又温泉 霊泉 したの湯
「したの湯」は栃尾又温泉にある3軒の宿が共同で使用しています。男女は日替わりになります。
この日は女性でした。
やっぱり栃尾又は「したの湯」が最高です。トポトポとお湯の注がれる音だけ。読書をしている方もいました。私はなんと寝てしまった。笑
以前来た時は夏だったので加温なしでしたが、今回は浴槽の中のパイプから加温されてました。36度位でしょうか?1時間程浸かりましたが、成分自体は薄いので優しいお湯で湯疲れなし。
夕食
少なめの一汁四菜にしました。十分でした!
野菜中心のおかずで好みでした。おしんことたけのこ煮はカウントされてないですね。デザートも付きます。
もー、やっぱり新潟は銀シャリが美味しすぎ♡
食後にもう一回「したの湯」へ。
たまらん!温泉最高。
②につづく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?