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学校の先生しか知らない話。教科書は税金だから…

みなさん知っての通り、義務教育の小学校・中学校の教科書は税金で購入されています。

ゆえに、その管理はとても厳しく…
年度始め、子どもたちに教科書を配りますよね。
1冊でも多く確保しているとダメなんです🙅‍♀️
なぜなら、税金だから💴


例えば…
5月から転入生が来るからそのコの分を1セット多く確保しておく、はできません。

そういうときは、
4月時点の学校で一度全ての教科書をもらい、5月に転入してきたら、出版社の異なる教科の分だけ、新しいものが支給されます。


その厳しいルールは私たち教員にも適用されていて、学校での学習って縦の繋がりがあるので、小学4年で学習した内容の発展をさらに6年で学習する、というようなことがあります。

だから全教科・全学年1冊ずつ、見られるように職員室に教科書を置いておいてくれたら便利なのにな〜と思っても、許されません🙅‍♀️
なぜなら、税金だから💴(2回目😂)


各学年の教員が何名いるかも報告するので、ぴったりの数しか教科書はもらえません。

春の、教科書がひとしきり配り終わる時期になると、子ども(と教員)の数と配った教科書の数を教育委員会に報告する機会が持たれます。


学校の先生しか知らない話でした。