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【キャリア】働きがいってどうしたらうまれるの?

働きがいやモチベーションはここ数年、私の中でのちょっとした探究テーマです。

というのも職場ですごくやる気も能力もある人がなぜか仕事で結果が出せなかったり、そういう人が異動したらとたんに結果出せてたりというのを見て。どうしたら働きがいてうまれるんだろと興味を持っています。

私は、人材紹介という転職したい個人と採用したい企業をマッチングする仕事をしているので個人×組織でそれぞれやれる事があってその組み合わせがハマってると人は働きがいを感じられるのでは?と思っています。職場が原因のこともあると思うけど、まずは自分で自分のことを知ることが大事!

ので色々と自分でやれることを書いてみました。

自分の強みを知る


これがすべての基本!!自分が強みとして持ち合わせていないことを克服するてすごく難しくて、非効率かつ幸福度がすごく下がる。一方で強みを使うと幸福度が上がるといいます。
ただ強みを知るてのがすごく難しくて
「自分の強みを考えてみて」と新人の子に話したことがあって、
「勉強ができること」「英語ができる」「スポーツができる」とかが返ってきて
それ強みじゃないから!!てなりました
「なぜ勉強ができるのか? そうなるには何を頑張ったのか? がんばれたモチベーションは?」と深掘りしていくとようやく
「目標を立ててそれに向かって努力出来る」とか
「目標達成するために綿密に調べることが出来る」
とか出てくる。
自分の強みをまずしる事が働きがいを感じる第一歩だと思う。
その方法は...
1. 今までの自分のうまくいったことを振り返り、なぜかをふかぼる
2. 自分の近しい人たちに聞いてみる
3. 客観的指標を用いる
ストレングスファインダー 

https://heart-lab.jp/strengthsfinder/sf-manual/

VIA character strength survey https://www.viacharacter.org/survey/account/register 

 ソーシャルスタイル診断 

自分の働く価値観を知る


例えばワークライフバランス重視型なのに専門性極めてがっつり働いていく職場に就職したら不幸でしかない。改めて自分の価値観を整理するて大事。

1.キャリアアンカー

キャリア・アンカーとは、アメリカ合衆国の組織心理学者エドガー・シャインによって提唱された概念。 ある人物が自らのキャリアを選択する際に、最も大切な価値観や欲求のこと、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののことをいう。

キャリアアンカーはこの8つをさします。

1. 専門・職能別
2. 全般管理
3. 保障・安定
4. 起業家的創造性
5. 自律と独立
6. 社会への貢献
7. ワークライフバランス
8. 純粋なチャレンジ

まず自分のキャリアアンカーを知って何を重視しているタイプか知るて必要だと思うのです。

ちなみに私は直近診断したところ、
専門/自律/社会貢献/ワークライフバランスでした。
これが満たされる職場であれば私はハッピーだしそうでないと不幸で働きがいを感じにくいということになる。結婚出産する前は絶対にワークライフバランスなんて意識してなかったから、キャリアアンカーは変わるものなのです。

キャリアアンカーの診断はこちら

https://chikaku-navi.com/carrier/


2.自分が就職先に求める価値観を知る

人が集まる、定着する! 会社の採用(原正紀)

記載の企業が採用活動の際に情報整理で使うべき項目としてかいてあったものが、
人が就職先に求める価値観でもあるなぁと思い書いておく。
それぞれの項目ごとに自分は何を求めているか自己分析するのがいいかも。

企業魅力(企業ブランディングやイメージ)
職場魅力(雰囲気など)
仕事魅力
報酬魅力(給与、福利厚生)
成長魅力
生活魅力(残業有無など)

私は、子供を持った今となっては正直全部大事!笑

結構ブランドもこだわってしまうタイプで企業規模やイメージも気になるし、職場もワーママがいてほしい、仕事も自分の得意を活かせるものがいいし、報酬もその業界で平均並みにはきちんといただきたい(インド転職時でネックだったのは1番ここ)、成長実感ははやいスピードで感じたいし、生活も残業ほぼしなくても結果出せるところがいい...と欲張り。
どの項目で何を重視して何をどう妥協できるか自分の価値観を整理するて大事だと思う。

ビジョンややりたいことがなくても
強みを活かして目の前のことをとりくむ

私はずっと社会人になってから「(人材マッチングで)世界平和!」とか言ってるキモい奴だけど、やりたいこととかビジョンとかないのが大多数の働くひとだということはここ数年わかるようになってきた。
本当にやりたいこととかビジョンとかないのに会社でビジョンを掲げろとか言われて苦しんでいる人もいた。

「やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義 」(伊藤洋一)読んでやっぱりビジョンとかたてなくても、いいじゃんと思った。

アジャイルキャリアなんて言うけど、進みながら発見していけばいい。
ただ、自分の強みは活かせないと働きがいもうまれなければやりたいことも見つからないと思うので最低限自分の強みを把握する事が大事だと思う。
そして定期的に自分のことを振り返る。
私はオススメなのは、職務経歴書とLinkedIn をアップデートすること。自分のやってきたことを定性定量でふりかえり、どういう事がアピールできるかなと考える。その過程で「自分こういうことが得意だな、次はこういうことをしよう」と気づける。

今の自分の状態は?

自分が不安な状態か退屈な状態かそれともフローかをその日1日した仕事を振り返って考えてみるといい。

フローとは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。

スキルが足りずチャレンジ(難易度)が高ければ不安になるし、スキルがあってチャレンジが低ければ退屈になる。その間がフロー。

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「あれ今日一瞬でおわったわー!」てときの仕事はフローにはいっていて自分の強みを生かせている時だ。

例えば私はお客様とお話しして採用成功について打ち合わせをしたり、絶対これはいい求人!ていう求人票を作るのはフローに入れる。
逆に、イベントの準備とか細かい作業は苦手で全くフローに入れず退屈。
人前で話すイベントとか、超難関採用ポジションの打ち合わせとかは不安になる。

今の職場の状態は?

自分の仕事を自分の裁量である程度進められて仕事量等も適切である時人は能動的に仕事ができるという「仕事の要求度-コントロールモデル(job demand-control model : JD-Cモデル)」があります。

産業ストレスを研究するロバート・カラセックが提唱した「仕事の要求度コントロールモデル」でも指摘されています。このモデルは、表のように、仕事の要求度(仕事量、時間、集中度や緊張など)とコントロール(自律性)の2つの評価軸から仕事の特性を4つに分類します。要求度が高いが自律性が低い「高緊張な仕事」に従事する労働者ほど、ストレスにさらされやすいことを指摘しています。https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yasashii16/03.html


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自分の裁量権や仕事の量を振り返ってみてその量はどうだろうと振り返ってみて、問題があれば職場に相談してみるひつようが絶対にあると思います。

働きがいも感じられなければメンタルヘルスに異常をきたしてしまう。

特に、自分のコントロール度が高く仕事も要求度も高いと自分のストレスに私はなかなか気づけないタイプ。頑張らなきゃ〜てなってしまう。あとは、前に職場で先輩のやるべき雑務をなぜか大量にやらされた時は超ストレスでそれは上の図での消極的な仕事だなと思う。

自分の裁量で決められて適切な量の仕事で積極的にとりくんでいきたい!

色々と自分のことを知って今の職場合わないな、、と思ったら異動願い出すか転職するかが自分の幸せにとっても職場にとってもベストだと思う。自分のこと活かせず価値観に合わない職場にいることほど不幸なことてないもの。

たくさんの人がより働きがいを感じてお仕事できますように!!

最後に本のリスト

色々働きがいについて参考になって本を載せておきます。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)

Ikigai: The Japanese Secret to a Long and Happy Life (English Edition) 


幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 

科学的な適職 























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