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悪夢の中、志村けんさんが教えてくれたこと


安倍総理が緊急事態宣言の記者会見で発言していたとおり

私たちの当たり前の日常はこの3か月でなくなってしまった。

電車に乗るにも、仕事をするにも、誰かと過ごすににも

いつもみんなの口から出るのは「コロナ」ばっかり。

コロナのおかげで、一人で過ごす時間も多くなった。


1人で過ごす時間が多くなり、やはり人とのつながりを求めるようになったせいかSNSを見る時間が多くなった。

そんな感じで、なんだかモヤモヤしていた時悪夢を見た。

※夢の内容なので、奇想天外ですがご了承ください

うろ覚えではあるが、私は志村けんさんとカラオケに行くことになった。

先日亡くなられた志村けんさんは、私の大好きな芸能人の一人であった。

あまり学校で友達がいなかった私は、当時テレビやゲームが大好きだった。

そんなときにいつも志村けんさんの番組を見て、学校で笑えない分笑わせてくれた。あとはテレビで見せる優しい人柄が大好きだった。

そんな志村けんさんとカラオケに行くことになって私は夢の中だけど、すごく嬉しかった。

ただ夢の中の私は、高校の頃に一緒にいたグループが友達だった。

でもこのグループで、私は「無視」「仲間外れ」といういじめにあっていた。

そして夢の中でも、同じように「仲間外れ」にされていた。

なぜか?カラオケをするならみんなで楽しんだ方がいいと思った私。

建物の中で志村けんさんを連れて、みんなのことを探した。探して、探して

2Fにいったら、みんなはみんなで楽しくお話していた。

「ああ、この感覚思いだした」 夢の中だけど高校時代に味わった染みるような疎外感が胸の中からあふれ出た。

グループの中の一人が「ごめんね。声をかけたかったんだけど・・」

その言葉、高校時代も聞いた。それも思い出してしまった。

「なんで私には声をかけてくれなかったのだろう、なんで私がいるっているのに隠れたんだろう」そんな気持ちでいっぱいだったけど、高校時代と同じように遠慮をしてその部屋から出た。

泣きそうになったけど、志村けんさんはそばに居てくれて一緒にカラオケをした。


そんなところで、目が覚めた。

目が覚めた瞬間に、私は号泣していた。

10年以上は経つのに、傷はいえていなかった。そんな自分が情けなくて泣いた。

だから今も、一人になったり、無視をされるが必要以上に怖い。

SNSも些細な事があると気になってしまう。

それだけ古傷を乗り越えられない自分がいる。

でも、悪夢の中でわかったことがある。

本当に大事な人はどんな状況でも離れないってこと。

夢の中で志村けんさんが教えてくれたこと。

毎日、状況は変わっている、けど大切なつながりは変わらない。

辛いこと、悲しいことがあるかもしれないけどそれだけは忘れないで生きていたい。

よくわからないかもしれないけど、私には衝撃的な夢でした。

備忘録として書きます。




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