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息子の前ではスーパーウーマンでいたい

今日は次男の引っ越しの日。ゴールデンウィークに荷造りはだいたい終わらせてあり、今日は引っ越し屋さんに運んでもらうのだ。

息子は、諸手続きも出来ることは自分でやっていて、最初は今日の手伝いはいらないと言っていた。しかし、格安の引っ越しプランにしたために前日までトラックが荷物を取りに来る時間がわからず、新居のガスの開栓立ち合い時間と被ってしまった。そこで私がガスの開栓に立ち会うことになったのだった。

その後、荷ほどきの手伝いをして、夕飯を食べて、今帰宅の電車に揺られているのだが・・・

正直言って、ヘトヘト!作業は思ったより沢山あった。しばらく、外出していなかったこともあってアラフィフにはツラいものがある・・。

でも、つい息子の前ではカッコつけてしまう。ヘトヘトなのに、

・・・ふふん、こんなこと朝飯前よん。

という態度をとってしまうのだ。丈が合わなかったカーテンを持ち帰って丈をつめる約束までしてしまった。しかも明日までに。

子どもにとって、はじめは親はスーパーマン。世界を教えてくれる最初の人だし、何だってできるように思える存在。それが、だんだんスーパーマンから普通の人間になっていく。

息子にとって、とっくに私はスーパーウーマンではなく普通のおばさんになっている。でも、たぶん彼の中には小中学生の時に一緒にスキーへ行ったりした頃の私のイメージも残っていて(高校生以降は、ほとんど家にいなかったから・・・)、引っ越しの手伝い程度で疲れ切っているとは全く思っていないのだと思う。

息子は、新しい部屋を理想の住み家にすることに夢中で、親のことはほとんど眼中にないはずだ。それでも、ついカッコつけてしまうのは母親の性なのだろうか。

我ながら可笑しいカッコつけぶりだと思うが、明日の朝はミシンを出してカーテンを縫うつもりだ。

今日は本当に疲れたけれど、楽しかったな。

前から食べたかったタコス屋さんへテイクアウトメニューを買いに行って、段ボールだらけの新居で食べたり。ついでに通りがかったお店で買った鯛焼きも美味しかった。(結局、食べることが中心・・・?)

・・・外出自粛などもあって、どうなることかとやきもきしたけれど、無事に引っ越しが出来てよかった。

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