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SNSの誹謗中傷

 こんにちわ!今年高校一年生になった由夢です!
 寂しいニュースが飛び込んできましたね。テラスハウスに出演なさっている、女子プロレスラーの木村花さん(22)が逝去されました。私はテラスハウスを見たことがないので木村さんを知ったのは亡くなったというニュースを見た時です。知ることになったきっかけが逝去のニュースだなんていうことにはすごく辛く、苦しくなります。このことをご存知でない方はぜひGoogle検索してください。
このことが起こって沢山の芸能人の方が「芸能人なんだから誹謗中傷は無視しなさい。」と言われることが多いという呟きをしていました。そしてその後どの方も「芸能人も一人の人間であることを忘れないで」と仰っています。
このことに関して個人的に体験してきたことを思い出しながら心の中にある「誹謗中傷を無視しろ」という言葉へのもやもやを晴らそうと思います。

小学生の頃に教えられた...

私は小学生の時いじめまでとは行きませんが嫌がらせを受けることが多い人間でした。ほとんどはクラスのリーダー的存在の女子一人からによる行為でしたね(そのことは案の定6年間同じクラス)(笑)
何をされたのかが一番多いかというと言葉による嫌がらせでした。9割8分がそうだったかもしれない。悪口。根拠のない噂。その他いろいろ。先生にこの事を言いたくてもまずこの子が言ったという証拠がない限り先生も身勝手に叱ることもできないだろうと思いまずは親に今日こんな事言われたと言ってみた。ほぼ毎日嫌なことは言われ続けたので数年たった今では記憶がないに等しいが頻繁に報告していたと思う。母はわりかしすぐにこのことを学校に報告したのでその子も少しの注意を受けたらしい。でも言葉なんて一言の一瞬でも傷つけられてしまうもの。そんな簡単にはなくならなかった。
私はその後も愚痴のように母、姉に相談することが多かった。けれどいつも言われることは「無視しなさい。気にしないことが一番。中学生にでもなればみんな何も言わなくなるよ。」私はそのことを鵜呑みにするしかなかった。学校も対応してくれたけれど、あの子が変わらなかったから、私が変わるしかない。
「無視しなさい」その言葉で少しは楽になれた瞬間もあったけれどそれは薬みたいなものだから少し時間がたったらすぐに効かなくなる。小学生のときは母や姉である一番身近にいる年上を一番信用していた。それは今でも変わることはないけれど、その時はあまりにこの言葉を過信しすぎて気づけば自分自身を傷つける行為にしかなっていなかったんだと今は思う。その時は自分は甘えている。弱い人間なんだ。変わらなきゃ。その連鎖だった。
どこからどうみても悪い予感しかしない(笑)
誹謗中傷を受けるペースと自分を強くしていくペース。どう考えたって、悪口のペースの方が早くて、どんどん心の傷口がえぐられた。それが深くなるにつれて、自分自身を傷つけるようなこともしたし、カーテンも破いたし、本棚も彫刻刀でギザギザにもした。ほんとにいろいろやった。
今となればいくらでも言葉で仕返してやれるが、その時はこうやって辛さを伝えることしかできなかった。
いつに言われたかは忘れたが姉に「かまって欲しいの?」その後にまだ何か言われた気がするけど覚えてない。返事がうまくできなかったのは覚えてる。その時は図星に感じた。正直なんで自分がこんなことをしているのかが分からなかったが、一番は甘えていて、結局弱い人間であるのが悪いんだと感じていた。
実はここから今も何も進んでいない。これは小学校5年生か6年生に起きたこと。卒業するまでただ耐えた。1年たった頃には中学に進学した。確かに中学生になったらクラスや人数も増えたし、嫌がらせをしてきた子に会うこともないので昔のように悪口を言われることは無くなった。今は平和的な人間になったし前よりも元気になった思う。
つまり私は環境と時間が解決したんだと思う。嫌がらせをする子がクラスから消えた、そして気付いたら小学生の時のことなんて記憶から薄れていた。けれど今あの時のことを思い出しながらnoteを書いている私は涙が止まらないし、結局えぐられた心が当時を思い出してまた掘り返している。これを解決する方法はないのか。もうないのかな?(笑)探してくれる人大募集。 
私はあの時言い返せなかった、言い返せるほどの強い人間ではなかった。だから毎日親に悪口を言っていた。もしあの時言い返せていたとしても、悪口がなくなることはなかったと思う。でも、言い返すことによって少しは楽になれた部分もあったはずだ。人と話し合いをし、自分たちの納得する方向に持っていく。人との会話は全てはこれを目標とするべきなはずだ。言われっぱなしじゃあ言ってる方の意見が全てになってしまう。「しね」もしこの言葉を言われたとしたら、傷つくのは当然なはず。よくやられてやり返したら、そいつと同じレベルに落ちることになるからやめなさいと言われる。でも私は少し違う気がする。「しね」というのが正しくないと思うんだったら、言い返せばいい。違うと言うことが大事なんだと思う。言わないでずっと自分で傷ついた心を抱えてたら、この人は言われても平気なんだと勘違いされて助けてくれないし誹謗中傷は続く。
そして私の場合は時間や環境が解決したが今回の冒頭でお話ししたことに関するSNSというのは残念なことに人は入れ替わり立ち替わり。時間が経ち一人のユーザーが成長したとしてもまた違うユーザーが現れ、またその人が中傷する。さらに一人の人間が複数個のアカウントを持つことが可能なため、何人もの別人になれてしまう。だからこそより「発言」ということが大事なんだと思う。自分が傷ついた分言い返す。言い過ぎは良くないけどね。けど言葉に表して言うと共感してくれる人は絶対にいる。そんな人たちの方が絶対に多い。自分の意見がしっかりしてる人には必ず人がついてきてくれる。言い返すことによって自分が同じ程度の人間に落ちるのではなく、その人と同じ目線にならなければ解決できないことだってある。言う方も言われる方もどちらも同じ人間なのだから、どちらが上とか下とかはないはず。自分が辛くて辛くて仕方なくて、気がついたら自分自身のことを傷つけることしか解決策が見当たらなくなる前にやり返そう。

小学生の時の私はただ言われっぱなしでした。自分の意思を伝えることが苦手でしかたなかったんです。私と同年代、もしくは私よりも若い方に伝わればいいなと思って書かさせていただきました。きっと最初は人に助けを求めることが妙に恥ずかしかったりするかもしれないけれど、いろいろな人に(この人はダメだ。。。次!!)って感じで助けを求められれば理想なのでしょうね、、、どう考えたって難しいし、今の私もそんなことできるのか分からない、、、
当たり前のことジャン!!って思えば思うほど苦しくなって、言えなくなるものなので、もし身の回りに困っている子がいると分かれば声をかけてあげるのもいいですね、、、(私の場合だと究極のかまちょ状態だったので多少めんどくさい場合もありますが笑)

本当はこれ以上にお話ししたいこととかもたくさんありますが、余計なことは言わずこの辺で、、、
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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