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あなたの聖書は?わたしは「カレカノ」

この本達がこの人の人生

先日、ある商店街を友人の案内でぶらり旅していた時に立ち寄ったクリーニング屋さん。
レコードや古本、ボタンが置いてある不思議なお店。

「この本は、自分が若い時から読んできた本なんさ」
「ここからあの辺まで、本屋が3軒続いてあったんさな」

心理学、旅、音楽など、見たときから「この人っぽいな、こういう人かな」とその背景に思いを馳せながら、あらためてご本人から聞くとまた違う気付きが。
実はそこは私の地元の商店街だったりするけど、昔のこことか全然聞いたことなかったなぁ。

そして、それを引き出す質問をぶつけてお互いに楽しくお話をしていた大学生ズにもすげーなぁ。最近そういうのできないんさなぁ。と尊敬の念。

時間におわれたり、こんな事聞いてもなとか思っているうちに「やらない選択肢」を選ぶことが増えてる。

彼氏彼女の事情

そんな話の中、「自己紹介を愛読書でやるっていうのやりたいね〜」という話に。

「それって漫画もOKかな?」
私のバイブルはいくつかあるんですが、そのひとつは漫画「彼氏彼女の事情」。

人にすすめると「字が多い。」っていわれます。
実家に全巻あります。

アニメは庵野秀明が監督。
ジムノペディを使ったシーンがエモくて、ここから「サティ」が好きに。タイトルフォントもいい。

青春、対人、自分らしさとの葛藤、家族という葛藤
全部つまっていて、それぞれのキャラクターに感情移入できる。

特に、称賛が快感で仮面優等生を続けつつ、自分がそれ以外なにもなく空っぽだと感じるヒロイン。
ヒロインいじめの主犯で、主人公に1番をとられたクラスメイト。
この二人には特に共感はげしめ。笑

何かを通したメタ認知

ただただ好きな作品だけど、「作品をただ楽しむ」と「作品を通して感想をもつ」の2つの側面があるな、と思いました。

感想から、自分はこう思うのかぁ。私って今こんな感じ?とか。

さらにこれをまた人と話し合うとおもしろい笑

皆さんのバイブルはなんですか?
教えてください!

持ち寄って、自己紹介やりたいですね〜

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