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【隠れ毒親】女らしくいることの罪

先日、書いたnote↓

その記事に付随して細かく書いてみようと思い、
「隠れ毒親」をシリーズ化。
しかも、「音楽する人の為の母娘についてのこと」でくくって。
なんで、こんなことを書くのか。
晒して恥ずかしくないのか。
そう思われる方もいらっしゃるかもしれない。
誰の役に立つかはわかりませんが、
私の書く理由としては、
・同じ経験をしてる人の代弁になればいいな
・同じ事で苦しむ人が減ればいいな
・自分がこういう事を次世代に繰り返さないために
この3点です。

親子関係で苦しむあなたへ(有料note)」も
併せてご覧いただけたら幸いです。

ではでは、今日のお題を早速。

自分に求められてたのは
家族の中の【道化(ピエロ)】でいることを求められてるんだなぁ、と
幼少期から薄々、感じていた。

年頃になれば、化粧もする。
ダイエットもしたり。
「綺麗になりたい」と思うのは普通ですよね。

お化粧をするようになった頃、
「どこでそんなこと覚えたのよ?」
「色気付いちゃって」と言われました。
私はそんなつもりはなく、派手派手にしてたわけではなく
大学に行くのにナチュラルメイクをしてた程度。

母は化粧はファンデーションくらい。
化粧の方法を知らない、という。
知らないなら調べれば良いのだと思うけど、
それをせず、ファンデーションのみの化粧で済ますのは本人の自由。
でもそれを娘が越えようとすれば、とりあえず、茶化す。

幼少からの経験からも
ずっと判断基準が「親」だった私は
親の一言がずっと引っかかるわけで。
化粧すると母は私を茶化す」という基準が出来上がってしまってた。
小さいころから、さばさばしたボーイッシュさも求めれらていたし。

まだ実家にいる頃、一緒にTVを観てると
片っ端から、出てくる芸能人を批判する。
それを傍で聞かされる。
溜まりかねて「TV消せば」と提案しても
消すわけではなく、ずっと観てる。
自分が気に食わない芸能人に対して批判、批判。

私が「この人、綺麗だなぁ」と思って観てても
「男に媚び売ってそう」とか
「尻が軽そう」だとか、、、

親からそう言うのをずっと聞かされると
「そういうものなぁのかなぁ」とそういう価値観に
なっていくものなのですね(洗脳ですね)
最近、夫と一緒にTVを観ていて気付きました。
「母が批判してたこの人(芸能人)、別に私は嫌いな理由はないな」と。

私は、初潮を迎えた後、
小学生の高学年から、ずっと太ってるのですが、
受験ごとに肥えてゆき。
満たされない気持ちを食べることで満たしてた感じ。
そして、母の食事の価値観は
「足りないと思わせてはいけない」
「空腹を感じさせてはいけない」
お菓子は常備。
今、思えば糖質(炭水化物)の多い、
容易にお腹が満たされる(そして、血糖値も上がりやすい)食べ物ばかり。
まぁ、簡単に太れます。。。

一応、私も舞台に立つ仕事もあるので、
このままではまずい、痩せたいと思うわけですが、
ダイエット宣言はだいたい、
「あんたが痩せるわけないじゃん」と、嘲笑されるのです。
親のせいにばかりするのは甘えだと思われるかもしれませんが、、、

こんな本に出会い、当てはまることが多すぎて(泣)

田房永子さんの「呪詛抜きダイエット」は、
ダイエット本ではなく、毒親本です。
書かれてる描写も自分のことのよう、、、

今のところ、ソースを見つけられませんでしたが、
毒親育ちの子は、だいたい太ってるという研究結果もあるみたいです。
「ファットシェイミング」という言葉も存在します。
太ってることをけなされ続けると、余計に太るっていうものです。

お化粧の話に戻りますが、
最近でも
「化粧をするので10分、時間をください」と伝えて
待ってもらったことがありました。
10分後、化粧を終えて行くと
「化粧なんかして、どこが変わったのよ」と鼻で笑う。
それを言われて、どう返すのが正解なのか。
前の私なら、
母の時間をとってはいけない、
自分の化粧より母を優先させなければ怒られる、という
思考になったかもしれないですが、、、
その時は、なぜそんなに化粧を目の敵にするんだ、と思いました。

おそらく、
娘がどんどん変化していくことが受け入れられないままなのかと思います。
自分の価値観の外へ行くことが許せないのかと思います。

ずっと自分の視野が狭かったことに気付けたのでもう大丈夫、
そう思って先に進もうと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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