見出し画像

【心理学】ニュースアプリに目を通すのをやめた理由を考えてみる

こんにちは。

最近始めた「ニュースアプリの購読廃止」

私ごとですが、先週からYahoo!ニュースと日経ニュースをスマホで読むのをやめました。これまでは、朝夕「時間ができたら」日経アプリとヤフーアプリをせっせと開き、とりあえずスクロールする日々を送っていたのですが、ふとその行動に立ち返ってみて「あれ?何も自分の知識として留まってないぞ?」と思ってしまったのです。

そんなわけでニュースアプリ2つを試験的にストップしてみよう!と思い立ったのですが、今日はその理由を心理学も交えながらもう少し詳しく考えてみます。

「持っている情報が多いほど良い決断ができる」というのは間違い

これまで、私は何をするにしても「ぜーーーんぶの選択肢」を確認してから最終的な決断をしていました。

例えば、旅行先のホテル探し。楽天トラベル、じゃらん、一休など、大量の宿泊予約サイトで自分の立地・予算・こだわりを入力して、検索で引っかかったホテルを「全部」見てから、「ここのホテルにしよう」と決めていました。でも、結局決定するホテルは一番最初に見たホテルだったりとかして、「2時間もホテル探したのに、一番最初のホテルよりいいところなかったな〜」みたいな気持ちになることもしばしば。(これはアンカリング効果とも関係しているかも。これはまた改めて書きます。)

結局「持っている情報が増えた=決断の質が上がった」ということにはならなかったんですね。むしろ「情報が多すぎると、人は決断できなくなる」という調査まであります。これは心理学で情報バイアスと言われているものです。

ニュースアプリを読む動機で一番大きいのは、「たくさんの情報に触れておく方が、知識の引き出しが増えていつか役立つだろう」と考えているからだと思います。でもこれが「大きな間違いである」とわかったのが、今回の試みを始めた最も大きな要因の一つです。

ついつい別のニュースにも飛んでしまい、結局自分が調べたかったことがわからなくなることも多かった

これも情報バイアスにやられてしまっていることによる大きな弊害ですね。自分が本当に調べたかったことを忘れてしまう上に、どうでもいいニュースを見て2時間も浪費している。。。時給1000円の人でも2000円分の損失です。時給10000円なら20000円(当たり前)。

情報収集の質を「フロー型」から「ストック型」に変える必要があった

「誰でも」「同じような情報に」「すぐに」アクセスできるようになった今、「今起きているニュースを全て知っておく」ことよりも「自分が得意とする特定のニュースのプロになっておく」ことの方が価値が高いはずです。(ニュースを全て知っているのはグーグルさんだけで事足りる!)

そこで、「とりあえず全部のニュースに目を通しておく(=消費的な情報収集)」ではなく「自分のスキルアップに使えるニュースを仕入れる(=資産的な情報収集)」にシフトすることで、情報収集を「フロー型」ではなく「ストック型」に変えなければいけないと考えました。そのためには、ニュースアプリのような「受動的」な情報の取り方から「主導的」な取り方へ変える必要がありました。

ニュースアプリを読まなくなってわかったこと

・特段日常に支障をきたさなかった
これ、当たり前なんですけどとても大きい気づきでした。必要な情報は人づてやオンラインサロン、グーグルアラートなどで十分入手できていました。

・1つの物事を深く考える時間が増えた
noteを書く時間と内容を捻出する必要があるということはもちろんなんですが、100のニュースの表面のみに目を通すのではなく、1のニュースの深部まで知ることで「自分の意見」を明確に築くことができ始めている気がします。
でもここについては、自分の能力のプラスになるストック型の考え方(フロー型のアイデア出しとかになってしまっている!)に変える必要があるな、と感じています。今後の課題です。

・芸能人の時事ネタについていけなくなった
これは、スクロールでニュースを見ていると「人間の性質上」見てしまう不要な情報を、事前に遮断できるのでとてもありがたかったです。

総じて今の所メリットの方が圧倒的に大きいので、継続してみたいと思います。

今日もありがとうございました!
よければフォロ、スキ、サポートしていただけると嬉しいです!🤗

まだまだ拙いですがよかったらサポートお願いします!✨投稿の励みになります!