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母親になりきれない女たち

子を持てば母親になれるのかと思うと 必ずしもそうはいかないときもあります 子供が親を育てると言われるように 母親になったと自覚できるまでは 時間がかかる事もあります 確かに男性が父親の自覚ができるよりは 女性の方がお腹に抱えている分早いのかもしれませんが 産んで胸に抱いた瞬間になんとも言えない感情が溢れてくると言う経験が出来る人はとても幸せな事と言えます。不幸にもそんな感情を経験出来ない場合もないとは言えないのです それでも母親になれるように子育てに挑む事になるのですが それからの子育ての環境が母親を変化させてしまうのです

子育てで社会的に孤独になる

自分の価値を感じられない

家族から子育ての批判を受ける

自分の存在感を子供で埋めようとする

それぞれ感じ方は千差万別あるとは思いますが 狭くなったコミニュティの中で自分の価値を認めてもらうのは 他の誰からも褒められるような素晴らしい子供に育てる事が自分が認められる条件になっていくように思えます

家族との関わりも上手く行ってなければこの子供だけでも愛情と言う名のもとで自分の側から離れないように育て世間からも家族からも孤独になるのを避けているように見えます  

昔 子供が働きに出るようになり 給料日が来ると親が仕事先に行き全て受け取って 本人にはわずかな小遣いしか渡さない そんな時代もありました。その時代は周り全てが貧しく悲惨な事ですが珍しい事では無かったようです かなり裕福な家の子供でない限り 当時は子供は稼ぎ手と見られていました

今の時代は事情のある家庭でなければ 毎日の生活に困ることはないでしょう 目を向ける対象が 自分の1番近くにいる子供になってしまっては この様な事になりうると思います。しかしそれだけでは無く そもそもメンタルに問題を抱えている事もあります。

 


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