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アッラーという御名前について

神様は”慈悲深く”あることを
御自分に課せられた。
神様からのご慈悲に与かるには
周りの人や動物に対し、自分がまず慈悲深くあること。

ということを前回は書いてみました。

さて、
前回まで神様の御名前を紹介しながら
イスラム教でいう神様って「どんな感じなの?」
という事を書いてきました。

前回は「アルラハマーン」でしたね。
この御名前は
「もう!とにかくめっちゃくちゃ信じられないくらい慈悲深い」
という意味です。

慈悲深い、優しい、思いやりがある、といった性質(又は性格)
というのは、本当に有難いものだと思いませんか。
一緒に住んでいる人達が
みーんなこのような性格の持ち主であったら、、、
って思い嘆くのは私だけではないはず(!?)

まあしかし、
例え、周りに思いやりのない人がいたとしても
私たちのことをいつも見てくれている神様はとてつもなく
優しくいらっしゃるわけですから、
そのことに気持ちをフォーカスして
嘆き悲しまないよう生きていきましょう!
そして、自分もなるたけ人に対し思いやりの心を持って
接していこうと決意しようではありませんか(キラッ!)
ちょっとした挨拶や
ちょっとした笑顔が
誰かの1日を幸せにしたりすることもありますからね。
私もあまりブスッとしないよう気をつけたいと思います(o^^o)

さて、神様の御名前でありますが、
私、
うっかり一番大切な神様の御名前をスキップしてしまいました。
一番大切な御名前、、
それは
アッラーです。

このアッラーという御名前
知らない人はいませんよね。
イスラム教徒であろうと、なかろうと
誰でも知っている御名前です。

このアッラーという御名前には、
一体どんな意味があるのかご存知でしょうか?
特に意味はない、という学者さんもいるそうですが、
んなわけないっしょ!って思っちゃいますよね。
だって
クルアーンの中で神様はこのように仰っているんですから。

『最も美しい凡ての御名はアッラーに属する。』
(クルアーン7:180)

つまりアッラーという御名前の下に、他の全ての
美しい御名前がある、ということです。

その美しい御名前というのは、今までに少しだけ紹介してきた、、
アルラハマーン(慈悲深いお方)
アルガフール(罪を許されるお方)
アルシャクール(感謝するお方)
などが、それにあたります。
(これからもしばらく、神様の御名前紹介続きます!)

それらの御名前のトップに君臨するのがこのアッラーという御名前です。
この御名前、さすが”トップの中のトップ!”だけあって、
クルアーンの中での登場回数
ナント驚きの(約)3500回!!だそうです。
すごいですよね。

んじゃ、その意味は?と言いますと

意味は学者さんによって、
いろいろな見解があるそうで、、、、。
どれもフムフムと思える素晴らしい意味が隠されているのですが、
今回は無難にオーソドックスな見解をご紹介したいとおもいます。

それは
「崇拝されるにふさわしい存在」
という意味だそうです。

その考えに基づいて考えてみると
確かに、、、そうですよねえ。

神様は
なーーんでもできるお方、、、ゆえに
「崇拝されるにふさわしい存在(アッラー)」であり、
神様は
とーーてっも慈悲深いお方、、、ゆえに
「崇拝されるにふさわしいお方(アッラー)」であり、
神様は、
全てを創られたお方、、ゆえに
「崇拝されるにふさわしいお方(アッラー)」
といった具合に、

いろいろな面で完璧であるから、アッラー(崇拝されるにふさわしい存在)な訳です。

神様がどれだけ完璧で崇高であるのか、、、
私たちの限られた知能では、なかなか理解しにくいのが現状です。

しかし、
少しづつでもいいから、
それを理解し、心底信じていけるようになれたら、
と思います。

神様の紹介は次回も続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。

どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
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そして、究極
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私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)

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