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神様の世界史8 天と地の創造 Part 3

前回は、天地創造の目的の一つが
「神様の存在を証明するため」
ということで、話しをしました。

人間の体一つを見てみても、凄すぎなのは私たちの知るところであります。
こんなに凄すぎな体が、勝手に自然にできあがるわけがありませんよね。

では、そんな人間の体よりもはるかに大きな宇宙が、
同様に勝手に出来上がったはずがありません。
宇宙と言えば、私達の生活に切っても切れないほど大切な存在である
月や太陽があります。
神様も「昼と夜の交替」を、神が存在するという証拠の一つに
あげています。

昼と夜の交替、これはもちろん地球の動きのことを言っているのですが、
このクルアーンが人間に下されたのが約1400年前の頃。
日本では聖徳太子の時代です。
そんな昔に、地球の自転について書かれた書があったというのが驚きです。

実際、天体をちょっとでも勉強すれば、天地が勝手に意味なく出来上がったとは到底思えないと結論できるはずです。
とにかく完璧に出来上がっていますし、私達人間にとって、利になるようにできています。

例えば、地球の動きを少しだけ考えてみましょう。

ご存知のように、地球は1日(24時間)をかけて、1回転しています。
そのおかげで、1日のうちにちゃんと夜と、昼があるわけです。
夜があるから、ゆっくり寝られるし、
昼があるから、やらねばならない仕事ができるわけです。
もしこの回転が24時間に1回転ではなく、一ヶ月に1回転だったらどうでしょう?
地球のこちら側では、一ヶ月の半分が、ずーっと昼です。
そしてもちろん、反対側ではその間、ずーっと夜です。
ずーっと夜、というと、ずーっと寝ていられるようで
「なんとなく、いいなあ。」と思ってしまいますが、
実際は太陽の光を浴びないと、人間の体というのは心身ともに弱ってしまいます。
1日に7〜8時間寝るように創られている人間にとって、
地球が24時間をかけて、一回りするのは、非常に理にかなっているのです。

続いて地球の公転を見てみましょう。

地球は太陽の周りを一年かけて、一回りします。
このおかげで、季節ができるわけです。
しかし、もし一年に一回転ではなく、
10年に1回転くらいだったら、どうでしょう。
自転の時と同様、地球のある部分は、ずーっと夏で
他の部分は、ずーっと冬(または春、秋)の状態になります。

季節があるというのは、
ただ単に、景色が変わるとか、気分が変わるだけではありません。
季節ごとの収穫にも大きな影響を与えます。
一年に1回転してくれるおかげで
ずーっと夏にできる果物だけを食べ続けたり、
ずーっと冬にできる野菜だけを食べ続けたりしなくていいわけですね。
四季折々の食べ物を食べられるということは、本当に有難いことです。

地球の位置についても少し考えてみたいと思います。

地球の位置というのが、これがまた絶妙な位置にあるそうです。
今の位置より、ちょっとでも太陽に近ければ、暑すぎて人間は生きていけなくなります。
また、今の位置よりちょっとでも太陽から離れていたら、これまた寒すぎて
人間には生きていけない環境になってしまいます。
地球は、人間が生きていく上で、まさにぴったりな距離に位置しているのです。

最後に地球磁気圏について。

太陽からは 有害な粒子が吹き出ているそうですが、
地球には磁気圏なるものがあるため、その有害粒子から守られているとのこと。
火星や金星には、そのような磁気圏がないので、人類は住める環境ではないそうです。

人間が住む星にだけ、そのような磁気圏があるというのも、驚きの事実ではありませんか。

このように地球一つを取って考えてみても、「よくできてるなあ」と思わざるを得ません。
他にも太陽の事、月のこと、星々のことなど、調べていったら必ずや一つの結末に辿り着くはずです。

それは
「何かものすごい知識と力を持った存在が、綿密な計画のもとに創り上げた」
ということが。

神様の存在を証明すること、もしかしたらこれが、天地の創造第一の理由かもしれません。

次回に続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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