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父親について考える

どうも、夢波サロンメンバーのぼっけもんです。

このサロンnoteも今回から第4シーズンに突入します。

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第4シーズンのテーマは「仕事」。

というわけで今回私は「父親」について書いていこうと思います。

1発目からいきなり仕事でも職業でもありませんが、父親の仕事・役割というものについて私なりに思うことを書いていきます。
(6月の第3日曜日は父の日ですしね。)

さて、先に言っておきますが、私は父親ではありません。
それどころか独身であり、悲しいことに彼女もいません。

今回は私の父についてのお話をしたいと思います。

私の父

私は、両親と弟、妹の5人家族です。

家族間は仲が良く、今でも良く連絡をとりあっています。
私にとって両親は親でもありますが友人のような近い存在でもあり、人生の先輩でもあると思っています。

父は亭主関白のように偉そうにふるまうわけでも、自分の考えを押し付けたり暴力を振るうわけでもありませんでした。
基本的に明るく優しい性格であり、前に出すぎず、引っ込み思案というわけでもないすごく接しやすい人でした。(もちろん怒るとめちゃくちゃ怖いですが)

そんな私の父ですが私たち兄弟と一緒に遊んだり、学校行事や部活動などのサポートをしてくれたりと子育てに積極的に参加してくれていたのだと思います。

私にとってそれが当たり前だと思っていましたが、ある時期から“イクメン”という言葉が出始め、育児に参加する父親が注目され始めました。

この時になって私は父親が子育てをするのは結構珍しいことなのだと知りました。

思い返せば父がいつもそばにいた

私の父はごく普通のサラリーマン。母はパートでしたが土日は仕事だったので休日は父が私たちと一緒にキャッチボールをしたり、買い物に連れて行ってくれました。

小学生のころの私はとても太っており運動が苦手でした。
体育の授業で逆上がりや縄跳びの二重飛びができず、家で練習しても失敗ばかりで泣いていました。

そんな私に父は仕事終わりに毎日練習に付き添ってくれました。
夕方や休日にも、ときには叱り、ときには励ましながらずっと付き添ってくれました。

そのおかげで、学年一のデブの私でも逆上がりや二重飛びができるようになりました。
他にも竹馬、一輪車も一緒に練習してできるようになりました。

学校では太っていたので馬鹿にされたりいじられキャラになっていましたが、それでも休まず学校に通い続けられたのは、辛くても家に帰れば優しい日常が待っていると思えたからかもしれません。

その他にも父は私たち兄弟の部活や習い事にも積極的に応援・サポートしてくれました。

私は小学校の頃にはピアノ教室とスイミングスクールに通い、中・高はソフトテニス部に所属していました。
(運動は苦手でしたが泳ぐことはできました。)

父はそれらのコンクールや大会にもほぼ必ず応援に来てくれ、文化祭、運動会、入学式、卒業式にもよく来てくれました。

周りの保護者はお母様ばかりの中、黒一点で父がいるのが当たり前でした。
今思えば父親がそのような行事に参加することはとても珍しかったのだと思います。
それもあってか友達の間でも私の父はそこそこの有名人でした。

もちろん父は仕事がなかったわけではありません。
たまに夜遅くなったり休日出勤や出張もありました。

それでも私たち兄弟のために時間を割いてくれたのだと思います。

大人になって思うこと

大学を卒業し社会人となり数年が経ちました。

周りにはすでに父親になっている友人たちもおり、いつか自分も父親になる日が来てもおかしくない状態です。
(まあ彼女もいないのでそのスタート地点にすら立てていないのですが)

だんだん年齢も父が結婚した年齢に近づいてきており、ふと急に結婚して子どもができたらどうするかという妄想、もとい想像をすることが増えてきたような気がします。

そんなときに思うのは自分は父のような父親になれるのかということです。

自分の仕事でせいいっぱいの日もあるでしょう。
休日は自分の趣味をしたいしですし、結婚しても友達との付き合いはできるだけ続けたいです。

そんな自分がうまく父親としてやっていけるのだろうか。
考えすぎだとは自分でも思ってますが、結婚すらしていないのにそんな心配をたまに、たまーーーーーーにするときがあります。

忙しい中なぜ父はそこまでして私たちをサポートしてくれたのか。
母曰く、父にとって私たちのサポートや子育てそのものが趣味だったそうです。

仕事ももちろん大事だけど、家族のことを最優先に考え行動する父はなんてかっこいいのだろう。

大人になって父親のすごさ、偉大さを知りました。

これからのこと

今、私たち兄弟はみな実家を離れそれぞれ他県で仕事をしています。
しかし今でも家族のグループLINEで仲良く会話をしたり、直接両親・兄弟間で電話をするなど連絡をよく取りあっています。

そういった良い関係が作られているのも、いつでも明るく優しく、時には厳しく接してくれた父のおかげなのかなと大人になって思いました。

なにか連絡や相談などがあるときは、母よりもまず先に父に連絡をとっています。
それくらい私にとって父は身近であり大切な存在なのだと思います。

理想の父親像をあげるとするなら間違いなく私の父であると胸を張れます。

将来結婚して子どもができたら少しでも父のようになり、明るい家庭を築けたらいいなと思っています。

もうすぐ父は還暦です。
還暦祝いの準備を兄弟で少しずつ進めています。
父には今まで心配や迷惑をたくさんかけてきたので、なにかしらの形で恩返しができたらいいなと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

テキスト・編集:ぼっけもん

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