見出し画像

テニスを続けるとっておきの秘訣

皆さんも一度は、体験したことがあるでしょう。

「最近、仕事も忙しいし、どうもテニスする気分じゃない。」

「最近試合に勝てないし、つまらないな。」


人によって理由は様々ですが、モチベーション低下により、テニスを続けることがしんどい、辛いと感じることは珍しくありません。せっかく好きで始めたテニス、嫌々するのは辛いですよね。


しかし、そんな憂鬱を解消できる秘訣があるのでご紹介いたします。

それは・・・


複数の目標を設定することです。


これは、前回投稿記事「テニスの楽しさ3選!!」でお伝えした、「②自分で楽しさを決められる」を応用する方法です。


(まだご覧になってない方は、下記記事をご参照ください!)

 前回、目標を設定することが、自分なりの楽しみに繋がるとお伝えました。この目標ですが、1つに決める必要はありません。

目標を複数用意・つまりストックすることがテニスを続ける秘訣です。


1つの目標に向かって努力を継続することが大切だと感じる方もいるでしょう。それは間違いではありません。素晴らしいことです。


自分より格上の相手に勝ちたい。あの人より上手くなりたい。市民大会で入賞したり、優勝したい。

しかし、頑張って練習すれど、なかなか結果が出ず、意欲が低下する。


一度でも感じたことのある方がほとんどではないでしょうか。私もまぎれもなく、そのうちの一人です。


これは、ある程度仕方のないことです。学生は学業、社会人は仕事が本業です。
プロテニスプレイヤー、テニスコーチなど、テニスで生計を立てる方に比べると、テニスに向き合える時間は、どうしても限られます。意思の強さには限度があります。


テニスが上手くできているときは、問題ないです。自分なりに楽しめているからです。


大切なのは、上手くいかないときにどう考えるかです。そこで、お伝えするストックをもつ考え方が効果的です。 

ストックするケースとして主に2通りに分類できます。

✔︎1番に達成したい目標を軸に、ストックを必要に応じて追加する。

✔︎1番に達成したい目標はないが、複数のストックを用意する。

それでは、例を交えながら、順に解説していきます。


①1番に達成したい目標があるうえで、ストック目標を別に設定する場合


・~の大会で優勝する。(1番達成したい目標)

・フォアハンドを上達させる。(ストック)

例を交えて解説です。

まず1番の目標ですが、数値化された可視化された目標が望ましいです。なぜなら、達成とは何かが明確に分かるからです。

試合に出場されている方であれば、優勝・入賞・ベスト4など目に見えるため、分かりやすいです。


次に、ストックを1つ設定しておきます。ここではフォアハンドの技術向上を例に挙げました。これがストックです。


~の大会で優勝を、メイン目標に設定したうえで、フォアハンドの上達を、サブ目標として設定しておく。


こうすれば、もし試合で勝てない日々が続いても、フォアハンドをいかに上達させるかという、新たな楽しみが生まれます。

このフォアハンドの上達をもっと具体化すれば、

・ネットの高さ2.5倍を通すグリグリのスピンが効いたフォアハンドを打ちたい。

・逆クロスのフォアハンドで、相手のバックハンド側に打ち込み、チャンスボールを誘い、それをボレーで最後に決める。(互いに右利きの場合)


こうすれば、ストックはどんどん増加していきます。


②1番に達成したい明確な目標はないが、複数個のストック目標を設定する場合


・試合に出場して勝ちたい欲はない。

・技術的にフォアハンド・バックハンド・サービス、ボレー、スマッシュ・・・優先順位はつけられないけど、どれも同じ程度に上手くなりたい。


このような例に該当する方は、メイン目標は立てず、サブ目標に同時並行して取り組むのが良いでしょう。


2つ例に挙げましたが、このように、ストック法の一番のメリットは、「自由さ」です。個人の嗜好やレベルに合わせて、自分で気軽に、ストック目標を自由に加えたり、修正することもできます。


ストックは、必ずしも手持ちにある目標が上手くいかなかったときに、初めて考えなければならない訳ではないです。


ボレーの練習をしていて、たまたま、ふとコツを掴んだから、新しくボレーについて目標をストックする。これぐらいのラフさで、ストックすることをお勧めします。


今回は、テニスを続ける秘訣についてご紹介しました。これで、テニスがつまらない。といったマンネリを防ぐことができます。ぜひ試してみてください。

目標が達成できない自分はだめだ・・といった罪悪感にかられず、ありのままにテニスを楽しんでいきましょう。