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2023年に読んだおすすめ本(随時更新予定)

頭のうちどころが悪かった熊の話

安東みきえ/著


頭のうちどころが悪かった熊の話 安東みきえ/著

頭を打ってすべてを忘れてしまった熊が探しはじめたのは、愛するパートナー、レディベアだった。彼女は乱暴だったけど、熊はそんな彼女に会いたかったのだ――動物世間のよもやま話に奇妙で不思議な現実がみえ隠れ、これって、私たちのこと? 生き物世界の不条理がキュンと胸にしみる、シュールで痛快、スパイシーな7つの寓話集。

安東みきえ 『頭のうちどころが悪かった熊の話』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

・イラストもふんだんに入っていて、読みやすい。
・最後のどんでん返しが小気味よい
・どうぶつがたっぷり登場して、嬉しくなっちゃう。


左川ちか詩集 

川崎賢子/編

左川ちか(1911-36)は、昭和を駆け抜けた女性詩人。その詩は自在なイメージに満ちている。初の文庫化。

左川ちか詩集 - 岩波書店 (iwanami.co.jp)

・世界の見方が広がる
・少しずつ読み進める(1日1作品)のが楽しい
・昭和であるけれども、古さを感じさせない言葉で紡がれている

かがくを料理する

石川繭子、石川伸一、加賀麗 /著


https://www.ohmsha.co.jp/book/9784814400447/

「かがく」をモチーフに料理するまったく新しい料理書!

本書は、細胞、ミトコンドリア、DNAの複製・転写、血液と免疫細胞、ニューロン、水分子、金属結晶など、さまざまな「かがく」にまつわる題材を料理として再現するユニークな料理書です。細胞は太巻き寿司に、ミトコンドリアはとんかつに、血液と免疫細胞はあんみつに、そしてニューロンはいかつくね串になるなど、驚くような料理を近所で買える食材で作ることが可能です。「かがく」の解説も掲載。家族で「かがく」と料理を楽しむことができます。

・学校で学んだ「かがく」が楽しく学べる。
・料理本としても楽しめるが、眺めているだけでも面白い
・ねこの「TAG CAT ACT クッキー」がとってもかわいい

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