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【結果公開】発達の検査を受け直してきた

いつも土曜日に通院日を入れる私が
珍しく、火曜日に予約をとり、受診。

発達の検査を受け直してきた。


前回受けたのは、15歳。
初めて「発達障害」と診断を受けた時。
WISCで受けている。

今回はWAISで検査を受けた。

前回の結果と今回の結果
両方、書いていく。

※前回は8年前に受けているので
記載内容は覚えている範囲になります。
※検査結果は、受けた時の体調や心持ちに
かなり影響を受けます。
※あくまで、「ゆめの場合」です。

WISC
児童が受ける、発達の検査

WAIS
成人(16歳以上)が受ける、発達の検査

詳細は、医師や心理士の説明を受けてください

参考情報


以前、発達障害の早期診断のメリットと
その前日譚をまとめました。

早期診断については参考程度に
前日譚については実際のケースの1つとして
見ていただければと思います。

検査結果の項目について
簡単な解説も載せておきますが
詳細は医師や心理士にお訊きください。

全検査IQ
以下4つの指標を合わせて見る、全体的な認知能力

言語理解
言葉の理解力・推理力・思考力について

知覚推理
目で見た情報の理解について

ワーキングメモリー
情報を一時的に記憶・どれだけ処理できるか

処理速度
目で見た情報をどれだけ処理できるか


WISCの結果

検査を受けた年齢:

15歳1ヶ月(高1の4月)

検査時の調子:

いじめ被害によるPTSDの症状が強く出ていた。
合わせて、14歳9ヶ月で、育ての親を
14歳11ヶ月で、祖父代わりとなっていた人を
相次いで亡くしたことで、情緒が安定せず
言葉での意思疎通が難しい瞬間もあった。

結果:

全検査IQ 平均より上
言語理解 低い
知覚推理 非常に高い
ワーキングメモリー 平均より下
処理速度 非常に低い

所見:

・能力のばらつきが大きい。

・視覚優位。

・言語理解については
日本語を母語としないことが
影響している可能性がある。

・ワーキングメモリーについては
言葉にして話すことが難しい瞬間があり
解釈に注意が必要。


WAISの結果

検査を受けた年齢:

23歳3ヶ月

検査時の調子:

ここ10年ほどで、最も元気。
WISCを受けた時と比較すると
弱視・片目失明になっているので
目で見て行う検査は
難しいかもしれないと感じていた。

結果:

全検査IQ 平均
言語理解 平均
知覚推理 平均~平均の上
ワーキングメモリー 平均
処理速度 低い~平均

所見:

・言われたことをそのまま覚え
知識として定着させる力が強い。

・知覚推理の指標が
15歳の時と比べて大きく下がったのは
視力の影響を大きく受けているためと
考えられる。

・空間認知能力は高いが
視力の問題があるため
「見て考える」場面では、支援が必要。

・言語理解の指標が
15歳の時と比べて上がったのは
弱視になり、視認する力が低下した分が
補われている、または年齢を重ね
日本語の語彙が増えたことが考えられる。

感想

目で見てやるものは、大変だった。
漢字の上にふりがなが書いてある箇所は
字が潰れて逆に読めず
心理士さんに読んでもらったり
定規でふりがな部分を隠したりして対処した。

明らかに弱視が受けることを
想定されていない。
(そりゃそう)

質問項目の一つに
「映画館と博物館、どちらが楽しめるか」(例)
といった、目で見て行うものを題材に使用した
質問があり、「どっちも見えないからわからん」
と言うしかなく、無回答の項目がいくつか出た。

目を使わないものは、負担がなく
リラックスして取り組めた。


特性を把握して、これからどうするか。

診断は、自分と自分の未来のために

活用するものです。

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