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教育関係者からの相談【10代で発達障害の診断を受けたメリット】

10代で診断を受けたメリットを
まとめるきっかけは
教育関係で知り合った先輩からの相談だった。

前回のnoteはコチラ

今回は
早期診断のメリットの前日譚。

個人情報を含むので
表現をぼかしている所があります。
ご理解いただきますようお願いします。


先輩:
妹には、愉快な話を土産にしたかった。
※先輩は、兄姉(教職)のことも知っている。


ゆめ:
頼っていただけるのは、うれしいですよ。
詳しい話を聞かせていただいても?


先輩:
こんな感じの生徒。

・現在、高校生

・強い衝動性があり
 感情に任せた言動が非常に多く
 年齢相応の落ち着きが全くない

・小学生の時に、母親が
 受診や発達の検査を検討したものの
 当時の担任に「しなくても良いのでは」と
 言われたため、受診歴等は無し

・中学生の時は、周囲となじめず不登校

・今の本人は、自分の状態を気にする様子は
 ほとんど見られない

ゆめ:
・・・小学校の担任!?


先輩:
そのタイミングで行っといてくれたら
今、配慮をきちんと考えたり
関係機関との連携がもっとスムーズに
出来たりしたのにな。


ゆめ:
小学生の時には、既に
特性が大いに出ていた状態で
受診もなく、当然ながら診断もなく
そのまま高校まで上がってきた、
ということですよね?


先輩:
うん。
今、本人は学校で上手いこといってるけど
それは、周囲にいる人たちが良かっただけ。
本人の計画性の無さや衝動性を
そもそも気にする人たちではなかったり
「まぁ、しゃーないか」で
流してもらっていたり。


ゆめ:
表出している特性への対応策を
なにも持っていない状態、さらに
診断がついているわけではないとなると
社会に出た瞬間、困るのが確定ですね。


先輩:
学校側としては、本人のために
今のうちに受診・検査して
適切な配慮を受けられるようにしたり
本人の困った時の相談先の確保をしたり
したいんだが、本人があまりノってない。


ゆめ:
ノってないのに、検査を受けても
正確な結果は出ないと思います。
検査自体に、最低2時間はかかりますし
膨大なエネルギーを消費するので
発達検査は、元気な時に受けるものです。


先輩:
そこで
10代で診断を受けたメリットがあれば
教えてほしい。


ゆめ:
あくまで『私の場合』ですよ?


先輩:
ゆめの場合、メリットを実感したのは
大人になってからか。
でも、支援って積み重ねやもんなぁ。


ゆめ:
そうですね。
今すぐに結果が出る、
その結果を本人が自覚する、
それらは、かなりあとだと思います。


先輩:
そうやな。
・・・まぁ、そんなわけで
大の大人が何人も集まって
知恵熱を出しそうだったって話だw
助かったよ、ありがとう。


ゆめ:
知恵熱が出る前に、ご相談いただけて
本当に良かったですw
こちらこそ、貴重な経験を
ありがとうございます。


私は、自分の経験を言語化することは
あまりしてこなかった。

言語化は、自分や過去と向き合うこと。
私の記憶は、誠に残念なことに
すべきではなかった経験にかき消されて
ほとんどポジティブ内容が出てこない。

でも、言語化することで
頭の中が整理されるし
私の発信を見てくれた誰かの
苦しみが軽くなれば良いな

思っている。

読んでいただき
ありがとうございます!

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