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お線香つくり 出張です


こんにちは(^^)先日、徳島 建治寺の副住職様からお線香つくり体験のご依頼をいただきました。
さっそく建治寺さんに出張です。




建治寺 in 徳島



タニ沈香のお線香つくり~清めと祈り~


香りは辛めで強め。甘さもあって、護摩供養の時に使用したい清めの香りご希望です。


調合表と香原料の特徴



だいたい15㎝ぐらいのお線香を50本ということで、この配合にしました。
香原料だけで、合計20になるように配合していきます。



①タニ沈香、②丁子、③龍脳 ④甘松、
⑤零陵香、⑥藿香、⑦桂皮⑧老山白檀
を選ばれました。LET’S調合!


スプーン1杯が1


あれ?煙くさいような・・?

乳鉢の中でまぜたら、途中どんな香りになったのか燃やしてみます。

あれ・・?煙くさいような汗
昭和トークで盛り上がっていたので、気をぬいてしまいました笑

煙臭いときは、丁子や白檀をさらに加えていきます。

調合は、どんな香りの化学反応が起こるかわからない笑
そこがおもしろい、のです。と伝えておきます笑

最後に麝香チンキを加えてみたいとのことで冒険です。

※麝香・・麝香鹿の雄の香囊(こうのう)から採取するフェロモン


お線香押し出し機に入れます


お線香押し出し機で新聞紙の溝におとしこんでいきます



完成


3日ほどで乾きます。出来上がりが楽しみです。
最終、どんな香りになっているでしょうか、、?
想像した香りに近づけているでしょうか、、、?

後ほど、報告していただけるそうです。

私自身、貴重な経験をいただけたので、本当に感謝しています。
私はまだまだお香の勉強中、、。

チャレンジして失敗して、改善して。
そんなことを繰り返して、楽しむ気持ちを忘れずに進んでいきたいな、と改めて思いました。


副住職様に教えていただきました!


火舎(かしゃ)


火舎(かしゃ)とは?仏事に用いる蓋付きの香炉のことです。

そして、片に合わせて抹香をしくことを香盛り(こうもり)と言います。

僧侶さまが作法の間は燃えていないといけないそうで、1時間は燃えています。

龍脳のとても良い香りがしました(^^)

また一つ、深いお香の勉強をさせていただきました。

ありがとうございます。






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