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担当書籍一覧

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企画・編集を担当した書籍の一覧です。
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#まちづくり

都市・まちづくりのためのコミュニティ入門

いわば理系と文系のまちづくりに橋を渡す、意欲的な試みのテキストです。従来のカリキュラムでは届かなかった「かゆい所」にバランスよく目を配り、索引からキーワード事典的にも読めるように工夫しました。 目次■1. 住み続けられるまちを目指す社会の指針 1.1 世界共通の3つの目標 1.2 温暖化を抑制する~1つめの目標:パリ協定〜 1.3 持続可能な社会をつくる~2つめの目標:SDGs~ 1.4 災害に強い社会を実現する~3つめの目標:仙台防災枠組~ ■2. 都市の成り立ち

認知症にやさしい健康まちづくりガイドブック 地域共生社会に向けた15の視点

「認知症にやさしいまち=全世代の健康と幸福を支えるまち」という考えから社会のフレームワークをつくる。そんな構想で取り組む京都大学を中心とした学際研究プロジェクトのチームメンバーが執筆。共に生きる社会の実現に必要なハード・ソフトのインフラについて、政策や制度設計の観点から俯瞰的にアプローチしたい人におすすめ。 内容紹介認知症の当事者やその周辺で支える人たちにとって安心なまちは、どうすれば実現できるだろうか。本書では、医療や介護の視点にとどまらず、人権や年金などの社会保障、IC

まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用

都市生活やまちの使いこなしにおいて、いま最も注目されているテーマの1つである“都市型農園”。その先進事例とすこし突っ込んだ専門的な実践ノウハウまでをまとめたはじめての一冊です。著者は、淡路島で教鞭を取りつつ国内外を飛び回る研究者、新保奈穂美さん。 目次(予定) ●Prologue いま都市型農園に注目する理由 1 | 都市における農 2 | 農地・空き地活用に向けた可能性 3 | コミュニティ拠点としての役割 ●Chapter 1 まちのスキマを活かす戦略 CASE. 1

SDGs×公民連携 先進地域に学ぶ課題解決のデザイン

バズワードと化して久しい #SDGs 。社会を変えるツールとしての活かし方について、とことん真摯に、ポジティブに伝える術を、日本で一番持ち合わせているのが高木超さんです。 3刷まで版を重ねている前著『SDG×自治体 実践ガイドブック』から2年。 行政による行政のための閉じた取り組みではなく、行政・民間企業・市民の連携により、社会に確かなインパクトが生まれつつあるプロジェクトを厳選。 コロナ禍の合間を縫って、各地で計50名以上の実践者に取材を敢行いただき、SDGsを旗印と

空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密

ここ十余年で30軒以上の空き家古民家が再生されてきた、大阪の蒲生四丁目=がもよんにおける「稼ぐまちづくり」の舞台裏をレポートした一冊です。 がもよん再生の仕掛け人である和田欣也さんに、『解決!空き家問題』『東京格差』などの著作のある“住まいと街の解説者” 中川 寛子さんが密着取材しています。 ネックとなる耐震改修にはどのようにメドを付けているの? 有望な店子の見極め方は? 飲食業態にこだわる理由って? 地主とはどうやって協働している? 競争せずに共存できる環境づくりの秘訣

ポスト・オーバーツーリズム 界隈を再生する観光戦略

ヴェネツィア、バルセロナ、ベルリン、アムステルダム、サントリーニ島(ギリシャ)、京都、由布院、倶知安(ニセコ)―― 市民生活と訪問客の体験の質に負の影響を及ぼす過度な観光地化=オーバーツーリズムの状況下にあった国内外の著名観光地8都市を取材。地域の不満や分断を招く“場所の消費”を助長せず、むしろ居住環境の改善に資するような観光戦略のあるべき姿を探った一冊です。 編著者は、龍谷大学の阿部大輔さん。各事例の執筆者は、立教大学の西川亮さん、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの沼

実践から学ぶ地方創生と地域金融

地域に根付いた金融機関、地元の企業や市民、そして地方自治体の連携や協働で進められている地方創生プロジェクトから11事例を選び取材しました。持続可能な地域事業を実現するためのファイナンスのスキームや、ステークホルダー同士の関係構築の裏側に関心のある方に読んでいただきたい一冊です。 著者は、日本銀行で金融機関の支援に長年取り組まれたのちにコンサルタントとして独立された山口省蔵さんと、東京を拠点に全国各地で地域プロデュースを手掛けられている江口 晋太朗さんです。 旧来のあり方か

スポーツ地域マネジメント 持続可能なまちづくりに向けた課題と戦略

官公庁や地方公共団体でスポーツ政策を担当する方や、プロスポーツ事業に関わる方、地域の観光振興を手掛ける方に向けた一冊です。 著者は、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の原田宗彦さん。スポーツ庁「スポーツツーリズム需要拡大のための官民連携協議会」座長や2030年札幌冬季五輪開催概要計画検討委員会委員長など要職を多数歴任してこられた第一人者です。 地域を動かすエンジンとしてのスポーツのマネジメントを今後どのように推し進めてゆくべきか。舞台装置を整えるためのパークマネジメントやフ

都市公園のトリセツ 使いこなすための法律の読み方

公園の管理・運営・活用にかかわる行政・民間事業者の実務担当者に向けてつくった一冊。 著者は、国土交通省の本省でPark-PFI制度の創設などに携わったのち、九州地方整備局の公園調整官を経て、この春から国営海の中道海浜公園の事務所長を務めている平塚勇司さん。公園をとりまく近年の法令・制度設計に第一線で関わってきたご経験を基に、現場の担当者が直面しがちな様々な疑問について、Q&Aの対話形式でやさしく明快に解説していただきました。 そもそも公園とはいったいどういう空間なのか、どん

SDGs×自治体 実践ガイドブック 現場で活かせる知識と手法

地球規模の目標であるSDGsを、どのように自分たちの地域にひきつけて活用してゆくか。その方法を特に自治体で働く方たちに向けてわかりやすくレクチャーした一冊です。 ①行政の方が抱える悩みを理解し、②具体的で実践的なノウハウを、③自分の言葉で伝えられる人はいないか――。既存のSDGs関連本に欠けているピースとして、そんな書き手を鵜の目鷹の目で探しているなかで出会ったのが、髙木超さんでした。 かつての自治体職員としての経験、渡米後のNY国連本部での経験、そして帰国後に各地をアド

都市から学んだ10のこと まちづくりの若き仲間たちへ

内容紹介まちづくりに取り組む人が、都市と本質的に向き合い、自らの身近な活動をまち全体の大きな変化に繋げるためには、どのような姿勢で臨めばよいのか。町並み保存・景観まちづくりの第一人者が自らの経験を10の要点にまとめて語る。まちに広がる多様な意匠や何気ない風景の魅力を収めた「写真で見る都市空間の構想力」を併載。 著者紹介西村幸夫 神戸芸術工科大学教授、東京大学名誉教授。 1952年、福岡市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。明治大学助手、東京大学助教授を経て、

スポーツ都市戦略 2020年後を見すえたまちづくり

内容紹介 オリンピックなどの巨大イベントとともに、自治体が独自にイベントをプロデュースし、地域の活性化を図る例が増えている。しかし一方では一過性で効果が乏しい施策やイベントもまま見られる。本書では、スポーツに親しむまちづくりとスポーツによる交流拡大に必要な都市政策上の課題と、その戦略的な解き方・進め方を示す。 著者紹介 原田宗彦(はらだ・むねひこ) 1954年大阪生まれ。77年京都教育大学卒業。84年ペンシルバニア州立大学健康・体育・レクリエーション学部博士課程修了。Ph.