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幸せの感度を高める習慣


幸せは、お金を払えば手に入れるものではない。
幸せは、夢を叶えれば掴み取れるものではない。

幸せとは、日々の暮らしの延長線上に存在しているもの。
細やかな日々の変化に気づき、五感を通して、自分の感性を大切にする。

何者ではない自分を知ること。僕は僕のまま。何もなかったとしても、僕が僕で在ること。生きづらさとは、自分の中にある何かを探そうとするから、生じていくのだと思います。自分を縛りつけている固定観念を少しずつ解きながら、良いこと悪いこと含めて肯定していくことで、幸せの感度は高まっていきます。幸せと感じる力が、人生をより豊かにしていくのではないでしょうか。

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言葉は不思議なもので、発せられたその瞬間から自分だけのものでなくなります。言葉は都合のいいもので、無限に湧いてきます。時間が経つことで、言葉の重みがようやくわかっていきます。言葉は魔法なんです。人の笑顔を引き出すこともあれば、人を傷つけてしまうこともあります。現代社会の私たちは、言葉を「聴く」ことに特化するようになって、言葉を「読む」ことが疎かになりつつあります。私たちが普段目にする言葉は、とてもわかりやすく編集されたものです。その表面を撫でるだけでは、いつまでも考えることを放棄し続け、瞬間的な快楽性から抜け出せなくなります。私たちには、五感が備わっています。もっと深く、丁寧に、言葉を大切に育てていくべきではないでしょうか。

五感とは、視る、聞く、味わう、嗅ぐ、触ることです。すなわち視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚を指します。僕が日々の暮らしで意識していることは、言葉を「読む」ことです。言葉と言っても、文章を眺めて感じることではありません。写真、映画、音楽、美術などの文化を五感を通して、「読む」ことです。僕は、表現者で在り続けたいと思っています。自分の目で見たこと、自分が感じたこと、自分で考えたこと。その積み重ねの中で小さな幸せを噛みしめながら、自分の存在証明を刻みこんでいくことです。それが心地よい距離感にも繋がっていきます。

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今年は、今までの人生で経験したことのないジェットコースターのような一年でした。東京から岩手に移り、栃木が生活の拠点になり、今は埼玉で暮らしています。昨年、コロナ禍で自分と向き合ってつもりになって、何を大切にしていきたいのか見えにくくなっていました。僕は、会社員に向いてないんだなと実感しました。常に人間関係は一定の距離感を保つことで、精神的に安定します。コミュニティに所属するのも向いていないので、自分で自分のご機嫌を取り続けなければいけません。そうしないと、家で引き篭もっていつまでも言い訳ばかりを並べてしまいます。幸せを感じる力は、日々の自分の在り方次第で、感度の問題だと思います。幸せの感度を高めるのは、人それぞれ違うので、誰かのおすすめに流されることなく、自分自身で見つけていかなければなりません。人にどう思われか考えるよりも、自分がどう感じるかを軸に考えていくことを大切に育てていきましょう。その積み重ねで、他者の幸せにも目が向くようになり、本当の優しさを手に入れることができると思います。絶対に、自分の手のひらにある幸せだけは手放さないでください。誰かに侵略されることも、奪う権利もありません。まずは、声にならない言葉に耳を傾けて、それをノートに書き留めていくだけでも救われていくはずです。何者でなくても、生きているだけで、存在しているだけで、価値があります。そういったゆるい連帯を増やしていきたいです。

もっと楽に生きていこうよ。

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