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何もない安心感。

千葉県の房総半島を電車で横断した。

詳しくは下のURLを見ていただきたいが、房総半島東側の大原という駅から、房総半島西側の五井駅まで『いすみ鉄道』と『小湊鉄道』にて繋がっている。約2時間~3時間の道のりだ。

途中で鉄道会社は変わるものの半島横断切符なるものがあり、片道1700円だ。自然も多く車窓から外を見るだけで十分楽しめた。

下に写真を紹介する。何故か躍動感溢れる写真になってしまった。。

ふと思った。何故自然が多いと心が落ち着き、リラックス出来るのか。

以前、大学の講義で『原風景(人が生まれた頃の景色=原始時代)に似た景色を見ると人は、その懐かしさから安心する。』と言っていた教授がいたが、若干あやしい。人の記憶の奥底にそんなものが埋まっているとは、個人的には思えない。

またパワースポットやマイナスイオンというものは、個人的にちょっとよく分からない。少し雑だが選択肢から除外しよう。

では何故だろうか。よく考えると前にも同じ気持ちになったことがあった。

それは北海道のある岬(尻羽岬というところ)に行ったときのことだ。その時の写真が下のもので、真ん中のUMA(未確認生命体)に見えるのが自分だ。

何もない。ここは360度、海か原っぱだ。人の痕跡と言えば人が歩いた跡ぐらい。ただとっても気分が良い。

これら2つ場所に共通することは、人の痕跡がほとんどないことだ。

多分、人(他人)の痕跡が無い場所では、他人の存在を一瞬でも忘れられる。他人と関わりつつ生きていくことは楽しく、実りある。一方で、人はどこかで、その関わりに疲れていることもあるのではないか。

その結果、上の様な他人の痕跡がほとんどなく、自分一人となれる場所で、心が落ち着いたんじゃないだろうか。おそらくそうだろう笑

これからも定期的にこういう場所に行って、他人を忘れ、自分を見つめ直す時間を作るのも良いなぁと思った。


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