見出し画像

働く年数が1年増えるごとに認知症リスクが3.2%減少するらしい

この事実を知って驚いた。しかも影響どのパーセンテージが半端じゃない。

俗説で「仕事を退職した途端に老ける」と言われるとこがあるが、どうやら本当なのかもしれない。


私は、リタイアすることは考えていない。何をすればいいかわからないからだ。

また、早期退職した人は、認知症になるリスクが上昇することも知っている。さらに、うつ病をはじめとする他の疾患に罹患する確率も高くなる。

ある研究では、働く年数が1年増えるごとに、認知症になるリスクが3・2%減少するという結果が出ている(注1)。

フランスの約50万人を対象としたこの研究では、65歳で退職した人は60歳で退職した人に比べて、他の因子による影響を調整後も認知症になるリスクが約15%低いという結果が出た

書籍「SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法」より

確かに人生、仕事がなくなってしまうと自分が取り組む対象、熱中する対象を見つけるのはなかなか困難だと思う。

難易度が高めの趣味に没頭したり、仕事の代替となるものを見つけられたらそれでも良いだろうが。

仕事では人間のあらゆる能力が必要だし、他者とのコミュニケーションも自然におこなわれる。人間が認知能力を保つための秘訣のひとつは「仕事」なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?