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心が片付くと、リアルの荷物が片付いた!

長年、自分と夫の寝室には「何年も開けていない段ボール」が置かれていました。引っ越す前の家でも。その前の家でも。
何年も前から積み上げられた段ボールがあったのです。

中身は確実にいらないものだろう。それはわかっていたのですが、
何故片付けられないのかもわからなかった。年月がたち過ぎて、何故この荷物があるのかさえもわからなくなっていました。

もういい年になってしまったので、今さら誰に何を相談するわけでもなかったのですが、コロナ禍、ふとしたきっかけから「心理カウンセラー」に自分の小さな頃のトラウマを話してみようという気持ちになりました。

子供たちは性格のそれぞれの違いはあれど、天真爛漫に素直に、真っ白な状態で生まれてきます。そして大きくなる過程で、親や周囲の人と接する中で、自分の「人生のシナリオ」を書いていくのです。

与えられた「シナリオ」が良質であればあるほど、その人の人生は豊かなものになり、与えられた「シナリオ」に良い要素が少ないと、その人の人生シナリオは暗く悲しいものになる、と言われています。

シナリオを書き換える方法は諸説あり、私はそのシナリオを書き換える活動を頑張ってきました。

でも、自分だけでどうしても着手できない場所があったのです。

それが、小さい頃の記憶でした。

このたび、その暗く深い場所に訪れ、過去の自分と対峙しよう、と「決意」したのです。そして決意したところで、解決に近しいグループに触れることにしました。

女性が苦手。女性が何か言っていることを聞くのが嫌。
自分の中にある汚い感情に触れるのが嫌。
など、女性に苦手意識もありましたが、あえて飛び込んでみました。

そして、短い時間のカウンセリングをまず、受けてみたのです。

そのカウンセリング自体は、特に特効薬といったものではなかったと思います。ただ、「一歩を踏み出してみた」事が重要で、そのたった1日、たった一歩で、まず私の心はかなり軽くなりました。

その日のうちに、その場しのぎで固まっていた荷物の置き場所に小さな整理ダンスを買い、乱雑だった荷物を片付けました。

次の日、押し入れのスペースを確認して、和室を占領していた段ボールを全て開いて中を確認しました。

開いてみると、確実に3年経過しているのに、荷物の時系列の認識がバラバラで、一体いつのものなのかわからないものが出てきました。

どうしても捨てられないものを除いて、全て表に出すことにしました。
その中から、不要になったものを捨てていくことにしました。

「お蔵入り」段ボールは押し入れの奥へ。押し入れの中にしまい込んでいつ何を買ったかもわからなくなってしまっていた服は、表にチェストを購入してそちらに移動することにしました。押し入れは文字通り「押し入れ」になりました。

ほんの少しのきっかけで、人は一歩を踏み出せるし、その一歩が次の一歩に繋がっていくんじゃないかなって思います。

間違ってもいい。もう人生の残りポイントも見えてきたので、自分に変化を起こす行動、続けて行きたいと思います!


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