イワンのばか / トルストイ 読書記録
読んだ本
『イワンのばか』トルストイ著。あの有名なトルストイですね。トルストイひとつも読んだことないけど。
トルストイといえば、『戦争と平和』が大著(意訳:クソ長い名著)として有名ですが、そんなの読み切る自信ない、と思っていましたが、短編もちゃんとありました。
読むきっかけ
どこかで誰かが「読んでおくべき古典」と言っていて気になっていた
トルストイという作家は有名で名前を知っていたが、彼の作品を1つも読んだことがなかった
トルストイを読まずに死ねない!
トルストイを知るのに、短編みたいな簡単に読める作品を探していた
岩波文庫表紙の文句につられた。以下がその文句である
ロマン・ロランが「芸術以上の芸術」「永遠なるもの」と絶賛し、作者自身全著作中もっとも重きをおいた作品
(ロマン・ロランが誰か知らないけど、なんかスゴそう)
読む前
あまり民話のようなものを読みたい気分では無かった
けど短編だし、ちゃっちゃと読んで「トルストイ読んだことある」になろう
勘違いしてたこと
『イワンのばか』というタイトルで、恋人が彼のことを、“イワンのばか”と言ってるシチュエーションを想像してた(恥ずかしい)
実際は”馬鹿なイワンのおはなし”ということだった。語順…
感想
面白かった
短いので飽きずに読めた
イワンが想定してたよりバカで良かった
芥川龍之介の短編集『杜子春』が雰囲気似てると思った
『杜子春』好きだし、この作品も好き。当たりだったな。
ちなみに『杜子春』は当時、児童向け童話として発表されたらしい。
いいじゃん、そういうの好きなんです。
宮沢賢治とかもね…
短編集『杜子春』(芥川龍之介) との類似性
前に『外套』(ゴーゴリ)を読んだときに、『芋粥』(芥川龍之介)とそっくりで驚いたことがある。
ゴーゴリもロシアの作家だ。
そして、トルストイの『イワンのばか』…
芥川龍之介とロシア文学の影響は有名な話なのかもしれないが、自分で再発見すると面白い。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私と同じく、トルストイ気になってたけど読んだこと無いって人は、是非読んでみて下さい! 影響を受けてる芥川龍之介の作品も一緒に読むと面白いかもしれないです。
やはり岩波文庫のシンプルな表紙が一番カッコいい…
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