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4年目スタート

スペインに来てから丸3年が経ちました。
早いな、と感じるのと同時に、色々あったな、と振り返る度に思います。

スペイン三年目は大人のリーグのチームと初めての契約、現地の高校に通い始めたりと、変化のある一年でした。

限られた時間の中で、やるべきことやその方法などを試行錯誤しながら模索し、新しいリズムに少しずつ順応していきました。

チームに入って試合に出場できるようになったことで、スタメン争いや、チームの勝ち負けなど、今までには無かった「結果」という要素が毎週出るようになって、それらを通して学ぶことが多くありました。

上手くいかない時、メンタルをどうコントロールすべきか。

目標に向かう過程や成長などに目を向け、その結果に依存しすぎないという考え方をしてみました。

成功した、失敗した等と、表面的に結果を受け取るのではなく、なぜその結果になったかという分析をしてその部分だけを取り出し、改善に活かすという作業を機械的に行う。

感覚的には、結果が出た時にはもう次のステップに移行しているようなイメージで、努力による成長が積み重なった先に結果がある、ということを理解することが大事だと学びました。

そのおかげで練習から少しずつ課題が改善できていて、毎試合行うごとに感覚が良くなっています。

サンセバスチャンへ行った修学旅行の自由時間、皆でチャンピオンズリーグを観ました。

現地の学校では二回の期末テストを終えたあたりで、授業に必死に食らいついています。

授業をカタルーニャ語(バルセロナが属するカタルーニャ州の独自言語)で行うため理解できないことも多く、前までは分からない事があっても、「授業を止めるのは申し訳ないな」などと考え、分からないままにしてしまうことがありました。

最近は、よく聞いた上で分からないことがあればスペイン語で説明してもらい、その場で理解するようにしています。

日本人の美徳として、相手のことを思いやることも大事にしたいですが、外国人特有の良い意味で自分主体なところも、適度に取り入れていければ良いなと思っています。

W杯を観た時の写真。
日本は終わりだ、とずっと言われ続けていたので勝ってくれて気分が良かったです。

また、タイミングよくW杯があり日本とスペインが同じグループに入ったため、クラスメートと試合を観たのも良い思い出です。

スペイン対日本を観た時は、スペインの応援8人:日本の応援1人というかなりアウェーな状況で、勝ち越した時だいぶ変な空気にはなりました。

夏休みに行った、フランスに伸びるCosta Bravaという海岸。

4年目に向けて

スペインで過ごした約3年を経て、自分自身との付き合い方も少しずつ分かってきました。

自分のことを良く理解することは、より良くなるために必要不可欠な要素で、スペインに来てから成長を感じることの一つでもあります。

サッカー面では自分の理想を突き詰め、より高いレベルでプレーできるように、賢く貪欲に取り組んでいきます。

また現地の文化に触れ、新たな経験を通して人としても、一回りも二回りも成長できれば、と思います。

引き続き温かく見守っていただけると嬉しいです。
四年目も応援よろしくお願いします!

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