見出し画像

「雨の日にしたいこと」第二回 大根を美味しくする方法

*タイトル変えました。

悩ましい大根

家族とのやりとりって難しいですね。父が大量に家庭菜園で大根を育てて、正月に大量に収穫してきました。
保存方法を調べたら、大根の葉っぱを落として立てておいた方が良いらしいので、そうするつもりです。しかし絶対に全部消費することは不可能です。庭に埋めるのも大変です。
母放っておけば良いと言うのですが、家の軒下に置きっぱなしにして、腐っていて異臭がするのを放置しておくなんて私は嫌なんです。
母は私にどうしろっていうのと言っていましたが、私だってどうすればいいのか分かりません。

今回の食材

大根一本

形がいびつなので、他人にあげるような大根ではないです。どんだけが収穫してきたかと言うと、こんな感じです。

泥だらけで割れている大根。
悲しいほどに、まともな形の大根が少ないです。

さらにリヤカーにも詰んであるんです。
そのままにしておけという母と口論になりましたが、やっぱり気になるので、この記事を書いている翌日、明日には、全部葉っぱを落として洗って一旦蔵にでも置いとこうと思います。
善は急げ!
いえ、もう収穫してから数日経ってますけど。

大根を美味しくする日本の技

見ての通り、形が歪なのであまり美味しくないわけです。父が種をまく前に、地面を耕さなかった私にも責任はあります。
寒いので、なかなか裏庭の畑を見る気にならないのです。でもそろそろ放置されている小松菜を退かして、少しは土を耕さなければいけないかなと思っています。前庭は父が野菜を植えられないように花を種子を育てています。しかし、食べられる野菜を欲しがあるので、来年は裏庭をそら豆だらけにしようかなと考えています。
年始なのに、もう来年の話。失礼しました。

今年はとりあえずこの大根を少しは食べてあげなければ。
正月やらないと決めていたけれど、おでんを作りました。

とりあえず1本だけ料理。毎日少しずつ追加するか、他の料理を作るか思案中です。
おでんの材料になるものがなかったので、正月の食材が余っているのにスーパーで買い込んできました。
おでんの盛り付けって難しい。

写真でお分かりいただけるでしょうか?
大根の皮をかなり厚く剥きまして、両面に隠し包丁を入れました。ついでに、こんにゃくにも隠し包丁を入れています。
具材の表面に切り込みを入れるあれですね。
これが私にとっては結構な手間なんです。
大根を2本使おうかなと思っていましたが、1本で挫折しました。
料理の腕が覚束ないのと我が家の包丁が切れないので、硬いものに切れ目を入れたり、飾り切りするのが怖いんですよ。

正月に私が作ったおせちというより、お弁当。

写真じゃやっぱりわかりづらいですよね。右上のかまぼこを飾り切りしようとして途中で失敗してます。難しかったんですよ。YouTubeでは皆さん簡単そうにやるんですけど、なかなかの手間じゃないかと嫌になってしまいました。
それにちょうど昼ご飯の時間を過ぎていて、みんなお腹を空かせているかもしれないと1時間くらいで焦って料理したんですよね。
今年の正月はおせちも買わずに作らないと母が言ったので、そのつもりしていたのですが、元日に母がお重を出してきたので、とりあえず作っておいた煮しめと買ってあったものを詰め込みました。それでもスカスカだったので、母が干瓢を煮込んでいたのを台所で見つけて巻き寿司にしました。ただ海苔がなかったので、適当に家にあったふりかけみたいなものを外側につけたんですね。中の緑の葉っぱもほうれん草がなかったので、庭のルッコラを取ってきて、茹でて炒めて入れたんですよ。
言い訳になりますけど、間に合わせですから、おせちと思って見ないでいただけたら嬉しいです。玉子焼きなんて、余った紅白のかまぼこがもったいないので、それを刻んで入れちゃってますしね!何と言う雑料理。

あまり器用でもマメでもない私が、大根に全部隠し包丁を入れておでんを作ったのには訳があります。

私は持病があって胃腸が弱いのですが、胃腸が弱い人向けの料理の本を読んで、普段食べているものについて、かかりつけの病院でお医者さんに聞かれたときに説明したところ「根野菜はそんなに消化に良くないですよ」と言われちゃったんです。
具体的なメニューは忘れましたが、確か大根や人参やうどん食べてると説明したと思います。
大根とかにんじんとか体も温まって消化に良いと思っていましたからびっくりですよね。
かといって、繊維の多い葉っぱの野菜だってそんなに消化に良くないし、消化に良い工夫をして食べるようにしようと思うようになったわけです。

そう言いつつ、昨年はとにかく長く煮ればいいだろうと同じように正月におでんを作ったところ、あんまり胃腸の調子が良くなかったので、味が濃くならないように、短時間で味が染みるように隠し包丁を入れました。
おでんの素と醤油とみりんと出汁を少し足しただけ。砂糖は使いませんでした。写真の見た目以上に薄味だと思います。ただ私はそれほど濃い味が好きではないので、私好みの味になったと思います。
食べたのは作った翌日。つまりこれ書いたときには、大根を収穫してから丸二日経っているということです。
大根の片付けを決意するのに3日かかる優柔不断の私。その上いい年して親と喧嘩して恥ずかしい限りです。
自業自得ですが、明日は黙って大根の片付けをしたいと思います。外の水道の水が溶けてから。きっと窓辺で飼い猫が見守ってくれるでしょう。

おまけ

雑煮もありあわせ。

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします。いただいたものはクリエーター活動の費用にさせていただきます。