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【スペイン語学習】UstedとTúとVosの使い方

こんばんはー
今回はスペイン語のお話を少ししたいと思い、このタイトルにしました!

おそらくスペイン語を勉強されている方なら、UstedとTúの使い分けはよく聞くお話しだと思うのですが、今日はあえてVosもいれてみました。

まず、一番基本的なUstedとTúですが、わたしは主にスペインの先生からスペイン語を習っていたので以下のような説明を基本的にされました。

Usted は目上の人、上司、初対面の人や敬意を込めた時。日本語でいう敬語を使うシチュエーション。「あなた」

Túは友達や家族、親しい仲、気軽な感じ、親しみを込めて話す時。「君」

わりとこの説明受けたことある方多いんじゃないかなーと思います。

なので反対に日本語をスペイン人に説明する時、敬語(cortesía)はusted の状況に使いますよーって軽く話していました。

そうするとスペイン人もわりと、ああ、そういう感じね、って納得してくれます。

ただ、ここでスペインのスペイン語とあえて強調したのには訳があります。

南米のスペイン語では、友達や家族でもUsted を使う場合があります。なので、スペインだと友達同士で(しかも同世代で)Ustedと使う人はかなーり少ないと思います。え?ってなると思います。わたしたちが仲の良いはずの友達に敬語を話してる感覚でイメージしてもらうと良いかもしれません😅結構え?ってなりますよね。笑

でも、南米では全然あります。むしろTúやその複数形vosotrosがほぼ存在しない国もあります。

そこで出てくるのが、タイトルのVosです。
あまり日本のスペイン語会話本だと省かれていて見かけないことの方が多いかもしれませんが、最近ではスペイン語は南米も全て含めて多様性を重視してるのでこの3種類で教えている教科書(特にCEFRの関連)は多いです。わたしの大学院でも南米系の方もかなり多く、授業にどこからどこがusted を使う地域か、はたまたvosを使う地域か、という分布図を勉強しました。(興味ある方はWikipediaにもあるので是非。。。)

とまあ、こんな感じで地域ごと、国ごとでかなり話し方も単語も表現も違うスペイン語なのですが、わたしが少し話すと大阪弁なので出身がわかるようにVos を使う国はかなり特定できます。その代表的な一つがアルゼンチンです。

そしてわたしの夫がアルゼンチン人でまさにこのVosをひたすら使います。そして面白いことに両親にはustedes (あなたたち)を使います。最初聞いてた時は違和感がありましたが、確認したところ、アルゼンチンではVosotros(君達)は一切使わないと言っていました。

まだまだ奥が深いスペイン語です。

今日はこんな感じで。。。最後までお付き合いくださりありがとうございました!

またちょこちょこスペイン語のお話をしていきたいなーと思います!

Buenas noches!



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