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【!Travel Tips】エジプト旅行前に知っておくこと(2024版)

エジプト旅行からそろそろ1ヶ月。
行ってみてわかったこと、体験したことをまとめて書いていきます。
エジプトへこれから行かれる皆さんの参考になりますと幸いです!


エジプトってどんな国?

面積は約100万km2。言語はアラビア語。
9割の人がイスラム教徒ですが、上エジプト(カイロ南部からアスワン辺りまでのナイル川流域地帯)等では、キリスト教(コプト教)が信仰されています。

行く前に少し宗教のルールや習慣について触れておくと良いと思います。

こちらの本は優しくイスラムについて書いてあって、知るきっかけとしてとてもよかったです。

言語

観光地では基本英語が通じます。
ですが、簡単な挨拶などの言葉、そして数字は覚えておいて損はないです!

はい・・・نعم(ナーム)
いいえ・・・ لا(ラー)
ありがとう・・・ شكراً (シュクラン)
やあ(カジュアルな感じ)・・・أهلا(アヘラン)
さよなら・・・مع السلامة(マッサラーマ)

アラビア数字を0から10まで覚えておくと、タクシーをUberで呼んだ時にナンバープレートをみたり、乗り場の番号、値段をみたりするのにも便利ですよ。

ちょっとだけ読んだけどけっこう難しかった^^;
毎日使っていたらわかってくるやろなぁ〜。
個人的に言語はおもしろいし、現地の人とのコミュニケーションのきっかけにもなるのでどんな言葉をはなしているのか覗くのが好きです。

気候

エジプトも季節があります。

冬季(11月~3月)エジプトでは、11月から3月の間が冬季にあたります。
夏季(5月~9月)エジプトでは、5月から9月の間が夏季にあたります。

エジプトってずっと暑いのかと思いきや、私の行った3月は昼と夜の寒暖差が激しく、1日ジャケットが必要な日もありました。
アスワンなど地域によっては1日中暖かいところもあります。都市によって気温は違うので天気予報などをチェックしておくのが良いでしょう。

黒砂漠にて

服装

温度調節が効くようにレイヤーするのがおすすめです。(Tシャツ+薄手シャツ+ジャケットなど)

日差しは強いので日焼け止め、帽子、サングラスは必須
あと夏でも薄手の長袖があるといいです。日差しに肌が当たと痛いし、着てた方が涼しく感じることもあったからです。

靴は歩きやすいスニーカーと歩きやすいサンダルもあるとなおよし。
私はKeenのサンダルを持って行って大正解でした。

あとこのTHE NORTH FACEのドリズルジャケットもコンパクトで薄く、防寒、防水にも優れてて気候にちょうどよかったです。
さすが、THE NORTH FACE。買ってよかった。

エジプト入国のために必要なビザ

ビザは25USD。オンラインでも、現地でも購入できます。

現地購入は現金のみ。おつりがでないのでちょっきし持っていきましょう。
両替所がビザ発給所のとなりにあるのでそこで円→ドルに両替もできます。

オンラインではクレジットカードが使えますが、ステップが多い上にエラーが起きやすいとの情報も。(私は観光地のチケット購入の際にいろいろエラーが起きたので、あまり安定していないのかも)

あくまでも2024年現在の情報なので、在エジプト大使館のサイトをで最新情報を確認してください。
https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_consul_faq.html#egypt1

通貨と物価。クレジットカードは使える?

通貨はエジプトポンド。1EL=3.2円くらい。
レートはよく変動します。現地ではドルで資産を持っている人が多いそう。ホテルやツアーの支払いなどは一部米ドルで表記されていることもしばしば。

観光地ではクレジット決済可能な場所もあります。(レストラン、お土産屋さんなど。)ピラミッドや考古学博物館などクレジットカードオンリーという場所もありました。

しかしながら街中は基本現金文化と思っておいた方がいいです。
私は10日間で100ドル分くらい両替してあまってしまいました。(ツアーで先払いしてた分もあって意外と使わない部分もあった)ので、あまり買い物とかしないのであれば少なめの両替がおすすめです。

クレジットカードは以前も紹介しましたがRevoluteカードのような、デビットカードが安心です。
Revoluteでは日本円を入れていても自動で両替して支払いができます。両替手数料も為替市場の営業時間なら0円。海外送金などもできるので重宝してます。

STELLA エジプト地ビール

タクシーはカイロ空港からカイロ市内まで150EL(480円)、ギザまでは200EL(640円)くらいでした。
水は1.5Lで10ELくらい。ホテルで飲んだビールは1本75EL。
ミントのハーブティーは100gで20ELでした。ごはんもローカルなお店だと100ELでお腹いっぱいたべれる感じ。

インターネット

私は楽天モバイルの海外ローミングを使っていました。
エジプトでは4Gで、郊外へ行くと遅くなったり、白砂漠では圏外でしたが、カイロや街中は問題なく使えました。

アプリで残量確認もできる

2GBまでハイスピードで使えて、それ以降は低速になります。(2GB超過後も高速データを追加で利用したい場合は、別途500円/1GBでデータチャージが可能。)
 ホテルのWi-Fiなども使いながらだったためか、私は最終1GBくらいしか使わなかったです。

大容量を持ちたい方はSIMカードの現地購入がおすすめ。
空港や街中で売っていて、だいぶ安かった記憶(値段忘れた)です。

移動、交通機関

移動は基本タクシー。
カイロはメトロ、バスも走っていますが、時間がかかるしタクシーのほうが便利です。(カイロ空港からカイロ市内まで150EL=480円とかの世界。)
タクシーはメーター制、もしくは交渉制です。でも基本交渉かなという印象でした。

カイロではUberが使えます。あとCareemっていう中東版Uberが使えます。(Uberのほうが慣れてるし何かと使い勝手良かった気がする。)

アスワン、ルクソールではCareemのみ使えます。

ぼったくりや、メーター改造タクシーもいてるので要注意。
流しのタクシーを使うなら、相場を知っておいてしっかり交渉しましょう。

宿泊

宿泊はAirbnbやAgodaを使って、自前に日本で予約していきました。
朝早くて朝食が食べれなかったりもするし、カイロとギザでは洗濯機や冷蔵庫があるのでホテルよりも快適かなと思い今回はサービスアパートメントを借りることに。

カイロの部屋

外側は古くてびっくりしましたが、中はけっこう新しくて綺麗でした。Gizaのお部屋は7000円前後で広々、ビラミッドも見えていい感じ。

ギザの部屋


アスワンで泊まったゲストハウスは4000円/泊くらい。
ゲストハウスと言っても、個室でバス、バルコニーもあってベッドも広かったです。朝早いことを伝えると朝食で出る予定だったパンを朝早くにオーナーさんが届けにきてくれました。(ヌビアンの人はすごく優しかった。)

ただ、ユニットバスでシャワーがちっさすぎて、トイレが水浸しになってしまいました(笑)

アスワンのシャワースペース(笑)



宿はピンキリ。口コミもあまり信用できないことも多いとのことで、不安な人はヒルトンとかシュタイゲンベルガーくらいのクラスのホテルへの宿泊をおすすめします。

食べ物

エジプト流チキンカツプレート

肉、魚、野菜、いろいろあります。フルーツもおいしかったです。
生野菜は避けた方がいいという方もいらっしゃいますが、わたしは気にせずもりもり食べていました(笑)
ホテルやちゃんとしてそうなレストランなら問題ないと思います。
もちもちのエジプトのパンがおいしかった。また食べたい!

クナーファ

けっこう甘いものが好きな国みたいなので、いろんなデザートもありました。ティーも基本砂糖入りだったのでWithout Sugerでっていつも頼んでいました。

全体的に炭水化物、肉、フルーツ多めな感じ。笑

水道水は飲んじゃダメです。
歯磨きもミネラルウォーター推奨(といって私は何回か水道水でみがいたけど。)

たまになんとなく調子が悪い気がしたので、正露丸とバファリンを持っていておいて正解でした。

チップについて

エジプトにはチップ文化が根付いています。が、そこまで厳しいものではないように思えました。

タクシー、レストランでは10%程度が相場との情報もありましたが、ローカルなお店では特に決まりはないようです。ホテルであればピローチップで1から5EL、ボーイさんに運んでもらったら10ELくらいが相場みたいです。

チップは気持ちであるので、サービスに満足したならその払いたい分でいいんじゃないかなと思います。

あとチップのために小額紙幣(5、10ELとか)を持っておいたほうがいいです。ホテルや小売店などで変えてくれるので、買い物ついでに頼んで崩してもらうのも良いです。

治安

暗い路地などもありますが危険を感じたことはありませんでした。
エジプトの人は夜遅くまで起きているのか、夜中2時くらいまで賑やかですし、私の泊まっていたサービスアパートメントはいつも見張りの人がいて、変な人がはいってこないようにしてくれていました。

観光地の客引きは激しいですが、とにかくお金がほしいだけで危険なことをしてくることはないです。とにかくこういう人からは逃げるのみ。

激しい客引き対策

とにかく客引きが激しい。これが一番私を困らせたこと。
思っていた以上にしつこかった上に、中には最後まで金額を言おうとしない人までいました。
とにかくこれには「No」ということ。それだけです。

不安な人はぜひ個人ツアーへの参加や現地の人に案内してもらうことをおすすめします。現地ツアーはViatorにたくさん載っていてこちらから探すのもおすすめ。


注意点としては、今回のナイルクルーズではツアー会社がさらに別のツアー会社を介してガイドさんを手配したりいろいろ複雑なことがありました。

あとスケジュールにのっていないお土産屋さんに連れて行かれたり「?」と思うこともしばしば。。。白砂漠ツアーのほうは組織がしっかりしていて、もらったスケジュール通りに進みました。

ちゃんと申し込むときに内容がクリアな会社か、日本のツアーに参加するのほうが良いでしょう。多少値段が張っても、安全をお金で買うと思えば安いものですよ。


ラマダン期間中の旅行について

ラマダンとはイスラム教の五行のひとつである「断食」を行う月のことです。時期は毎年同じではなく、11日ずつ早まっていきます。実際の開始日は新月を確認して決められます。

https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/MY/2015/07/ramazan.html


断食は日没まで、異教徒や旅行者は断食をする必要がなく、婦や病人などは断食を免除されます。

私が訪れた期間はちょうどラマダンとかぶっていて、一部昼間はお店を閉めているお店もありましたが、空いている店もあって、ツアーなどは継続。
飲み食いしていないのにとてもみなさん元気に働いていました。

日没(18時前くらい)になると毎晩週末のように人が街に溢れて、食事を楽しんでいました。

10日間の旅費

私の場合だいたい35万円くらいでした。
ざっくりと詳細はこんなかんじ。

交通費

大阪ーカイロの航空券:120,000円 (Trip.comで発見)
現地での移動(飛行機、タクシー):40,000円

ツアー

Viatorから事前に予約しました。現地のツアーはちょっとお安めです。
英語力はいたし、ちょっとややこしいこともあったけど、結果的に良いたびになりました。
ナイルクルーズ:80,000円
白砂漠ツアー:20,000円

各観光地の入場料

ピラミッドや、博物館など、いろいろ合わせて。

合計:約20000円

観光地はけっこう高いです。
ギザではピラミッドエリアが540EL。プラスでクフ王のピラミッドの内部に入るなら 900EL追加で必要です。カイロのエジプト考古学博物館は450ELでした。

こちら英語サイトですがエジプト観光地の入場料をまとめてくれています。最新版に近いしぜひ参考にしてみてください!

保険

約6,000円

クレジットカードの保険もありますが、念のため海外旅行保険も入っていきました。
幸いにも事故や病気は起こしていないので使っていませんが、何かあった時のために。いつも私はたびほを使っています


その他、チップ、食費、お土産、バクシーシなど


食費はツアーやホテルについていたのでそんなにかからなかったです。
あと靴とか服を新調したりしたので、準備費用もそこそこかけちゃいました。

最後に

エジプト旅行に関していろいろ私も調べていきましたが、現地に行って初めて気づくこともありました。
未知のことだらけなので不安はあったけど、ツアーガイドさんやツアーで一緒だった人たち、初めて会ったカイロの友人、行く先々で出会った人たちの暖かさもいただいて結果とてもよい冒険ができました!

特に白砂漠キャンプは一生忘れられない綺麗な景色をみれましたし、何より小さな頃から心の片隅で考えていた「ピラミッドをいつか生で見てみたい!」という夢を叶えられてとても嬉しかったです。

次回はフルガダやアレクサンドラも行ってみたいし、砂漠キャンプももう一回したいです。
これから行かれるみなさんも素敵な旅ができますよう心からお祈りいたします!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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