がん闘病、沖縄・翁長知事が職務代行を発表
沖縄県の翁長雄志知事は膵臓(すいぞう)がんの手術を受け、治療を続けながら職務を続けてきました。しかし、7日から知事の意識が混濁し意思決定に支障を来すようになったてきたため、謝花喜一郎副知事は8日、県庁で臨時記者会見を開き、同日から12日までの間は謝花氏が、13日から当面の間は富川盛武副知事が知事の職務代理を行なうと発表しました。
翁長知事は、自ら意思決定ができないような状況に至った際は速やかに職務代理を置き、県政運営に万全を期すよう副知事らに伝えてあった模様です。
今回、主治医と相談の上で職務代理を置くことになったといいます。謝花氏は発表の中で「知事自身、職務復帰を目指し、懸命に頑張っている。県民の皆さまのご理解と賜りますよう、お願い申し上げます」と語っています。
なお、翁長知事の辞職については否定しました。
また、翁長知事の意識が混濁している原因として一部のマスメディアは、がんが肝臓に転移していることによるものとしています。
なぜ、翁長知事はこのような深刻な状態にまでなりながら無理して職務を続けてきたのでしょうか?
ボクが思うに、少し前に報じられた翁長知事の検査入院などに対する野党の追及やバッシングがさまざまな面で知事を追い詰めてしまったのでは?ということです。
最近は良かれ悪かれ、「マスメディア」という媒体を使っての個人攻撃・批判が目に余ります。
「報道の自由」という名の権力を振りかざし、本来なら話題として用いるべきでないものまで題材にして、一斉に過熱報道を繰り返すのは如何なものでしょうか?他に取り上げるべき話題はいくらでもあるはずです。
もしかすると、このような過熱報道に便乗し、国民総動員でたった一人の人間を抹殺しようとする動きは、民主主義前に根付いた日本国民特有の民族性が関係しているのかも知れませんね。
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