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【News! AIRS-Lab #014】今週のAIトピック「PythonがNo.1のプログラミング言語に」、明日12/20のライブ講義など

もうすぐクリスマスですね。Advent Calendarの方も間も無く終了です。
AIRS-Lab Advent Calendar 2021 12日目: セル・オートマトンで「脳」をシンプルに実装してみよう。その3
https://qiita.com/yuky_az/items/cc5272d1c18270c5f7b2

今回のコンテンツは、明日のライブ講義、今週のAIトピック、新コースの一部無料公開などです。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
https://note.com/yuky_az/m/m36799465e0f4

【機械学習とKaggle】

明日12/20(月)の21時から、ライブ講義「みんなのKaggle講座」 Section2が始まります。
みんなのKaggle講座 Section2 【Live! AIRS-Lab #75】 https://youtu.be/DSC3jvCMTlg

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「みんなのKaggle講座」は、実践的なデータに関する課題を競うプラットフォーム、Kaggleの入門講座です。
Kaggleは企業や研究機関などが提供する様々な課題に対して、世界中の参加者が精度を競うプラットフォームです。
データ収集や環境構築の手間がかからないため、誰でも手軽に始めることができます。
また、優秀スコアを残した参加者には、賞金やスコアに応じた称号が与えられるため、ゲーム感覚で楽しみながらデータサイエス、機械学習のスキルを身につけることができます。
実際に、多くの企業がKaggleのスコアをリクルーティングに利用しており、機械学習エンジニア、データサイエンティストの求人要件にKaggleでの実績が掲載されることもあります。
本講座では、このようなKaggleの取り組み方、楽しみ方を学びます。
Pythonのコードを書きながら、様々な課題に取り組んでスコアを競いましょう。

【今週のAIトピック: 「PythonがNo.1のプログラミング言語に」など】

Pythonが、Javaをおさえて2021年トップのプログラミング言語に選ばれたようです。
https://spectrum.ieee.org/top-programming-languages/#toggle-gdpr
AIや機械学習で使えるだけではなく、ウェブ開発などもできる汎用性の高さが評価されたのかと。
比較的学習がしやすい言語なので、専門のプログラマーでなくても扱えるのもメリットですね。
欲を言えば、モバイルアプリが作りにくいのが難点かと。
Kivyというフレームワークを使えばiOS、Androidアプリ開発が可能なのですが、情報が少なく普及度はまだまだですね。

AIを搭載した卓球ロボ、かなり強くて驚きです。
https://nazology.net/archives/101476

卓球ロボは、わずか90分ほどの学習で人間と簡単なラリーができるほど成長したようです。

シミュレーション環境で訓練したモデルを現実世界に適用したようで、訓練時間を大幅に短縮できているようですね。
やがて、卓球選手はロボットと練習するのが常識になったりするのでしょうか。
テニスやフェンシングなどにも応用できそうです。

歌声で、ミトコンドリアの熱生産を制御する鳥がいるとの発見。
https://nazology.net/archives/101463
環境に合わせて、ヒナの熱生産をコントロールするようです。
ひょっとして、ヒトのミトコンドリアも音に反応してたりするのでしょうか。
であれば、聞くだけで痩せる音楽があるのかも....
趣味:ダイエット 特技:リバウンド
の僕に、希望の光になるのでしょうか。

スカウター型の片目ARグラスが発表されたようです。
https://gigazine.net/news/20211215-oppo-air-glass/
機械学習により相手の戦闘力が測定できたりするのでしょうか。

OPPOの副社長兼OPPO研究所所長のLevin Liu氏は「OPPOは長い間、複合現実(XR)の可能性を追求してきましたが、Air Glassでついに消費者にとって本当に手の届くスマートグラスの開発に成功しました。その未来的なデザインが示すように、Air Glassは情報の見方や消費のあり方に変革をもたらすでしょう。Air Glassの使いやすいディスプレイは、必要で重要なメッセージを目の前に表示することができます。Air Glassがあれば、世界をもう二度と同じように見えなくなります」とコメントしました。

流石に誇大表現かと思いますが、このようなプロダクトが市場に現れ始める時代に、既になったということかと思います。

デジタル庁がデータサイエンティストを募集しているようです。
https://herp.careers/v1/digitalsaiyo/FMZ-YnmkZ4ZA
ただ、非常勤で給与も不明瞭なので、優秀な人材が集まるかどうか...

AIによる「ポケモン」の自動生成。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20211215-186035/
かなりポケモンっぽい画像が次々と生成されるようです。
目の位置や視線、体の構造などが不自然なものも多いですが、タッチはポケモンそのものです。
この技術が発達すれば、ドラクエにモンスター画像の自動性機能が搭載されて、エンカウントするたびに異なるモンスターと戦うことも可能になるかもしれないですね。

藻類を養殖する魚がいることは知っていましたが、エビを家畜化する魚がいるとは...
https://gigazine.net/news/20201216-fish-domesticated-shrimp/

これは人間以外の脊椎動物が他の生き物を家畜化する初めての事例であると研究者は報告しています。

アブラムシを家畜化するアリはいるので、人間以外の脊椎動物では初めてということなのでしょうね。
しかしながら、読み進めてみると藻類の飼育にエビを利用しているとのことで、エビを太らせて食用にするわけではなさそうです。
牧羊犬と人間の関係のようなものかもしれませんが、単なる共生関係のようにも見えます。
AIと人間は、家畜のような関係、共生関係、どのような関係性を築くのでしょうか。

人工光合成技術に関してのニュースが。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78499490W1A211C2TEC000/

トヨタ自動車グループの研究開発会社である豊田中央研究所(愛知県長久手市)は、太陽光と水、二酸化炭素(CO2)を使って有用な物質を作り出す「人工光合成」の技術で、エネルギー変換効率10.5%を達成した。装置の大型化や部材などの工夫で、従来より3ポイント以上高めた。
実用化の目安とされる10%を超え、脱炭素社会に向けた新技術として注目される人工光合成の社会実装が近づいてきた。

この技術が実用化できれば、CO2が「廃棄物」ではなく「資源」になるかもしれません。
大気中のCO2濃度をコントロールできれば、地球の温度を人類がコントロールする時代が来る可能性も。

【コースの一部無料公開について】

Udemyコース「みんなのKaggle講座」は、1月半ばに公開予定です。
このコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。
【Section1: Kaggleの概要】みんなのKaggle講座 -Udemyコースを一部無料公開-: https://youtu.be/XMVLbPNmQSE
コード: https://github.com/yukinaga/minnano_kaggle

【AIと遊ぼう!AIRS-Lab】

もう一つのチャンネル、「AIと遊ぼう!AIRS-Lab」の動画はコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」内での先行公開となりました。
一般公開は2週間後になります。
「スマホ」化する脳。脳はスマホに近づくのか。【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #062】: https://youtu.be/Dvq6dBxTQV0

【書籍】

Udemyコース「AIパーフェクトマスター講座」が書籍になりました。
新刊「Google Colaboratoryで学ぶ!あたらしい人工知能技術の教科書」(翔泳社)は9/8に書店に並びました。
Google Colaboratoryを使って、CNN、RNN、生成モデル、強化学習、転移学習などの人工知能技術を一通り学ぶ本です。
また、他のUdmeyコースの書籍化の企画が既に始まっています。どうぞご期待ください。

今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。
ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

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