【News! AIRS-Lab #065】「翻訳こんにゃく」の実現?、ライブ講義の休講(1/16)など
皆様こんにちは、我妻です。
こちらは、僕がChatGPTとMidjourneyを使って生成した画像です。
こんなアートが僕のような絵心が無い人にも描けるとは、凄い時代ですね。
今回は、明日1/16(月)のライブ講義が休講であること、今週のAIトピック、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
【ライブ講義の休講】
明日1/16(月)、21時からの講義はお休みになりますのでご注意ください。
1月の残りの月曜日は、ライブ講義が全て休講になります。
【今週のAIトピック】
直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。
OpenAIによる文字起こしAI「Whisper」の体験記。
かなりの精度で日本語の文字起こしが可能なようで、Google Colabで手軽に使えるとのこと。
音声インターフェイスに革命が起きそうです。
翻訳、音声合成エンジンと組み合わせて「翻訳こんにゃく」が実現するかもしれませんし、スマホを指で操作するのが時代遅れになるかもしれません。
機械学習に関する国際会議、International Conference on Machine Learning(ICML)が、ChatGPTのようなAIを使った科学論文の執筆を禁止するとのこと。
ただ、禁止されるのはAIによって完全に執筆された論文であり、叩き台や推敲、校正に使うのはOKとのこと。
生成AIによるスパム的な論文の量産を恐れてのことなのでしょう。
英文の執筆は大変なので、より本質的なことに研究者が集中するためにAIによる「サポート」は歓迎すべきかと。
AIによって生成された画像を、商用利用する際の注意点がまとまっています。
https://storialaw.jp/blog/9086
モデルごとに利用規約が異なり分かりにくいものもあるので、こういった解説は助かります。
画像生成AIは今後広く使われていくと予想されるので、ユーザーを萎縮させない規約であってほしいものです。
モデルの開発側、ユーザー側共に安心できる体制を今後キープできればいいのですが。
マイクロソフトが、3秒のサンプルから誰の声でも再現できるAI「VALL-E」のサンプルを公開したとのこと。
ChatGPTと組み合わせれば、自分の分身が作れるのでは。
そして、ChatGPTのファインチューニングができればさらに面白いかと。
自分のブログやツイートでファインチューニングすれば、自分のデジタルクローンがWeb上に出現することに。
ChatGPTの有料版「ChatGPT Professional」のリリースをOpenAIが検討しているとのこと。
収益化により動作が安定するのであれば、個人的に歓迎です。
MicrosoftのAzureにホストされてたんですね。
パリでAIが作成した絵画の個展が開催されているようです。
Midjourneyを使ったことがある人は、自分でも描けるのでは...と思ってしまうのでは。
もちろん会場の雰囲気の演出にはセンスと経験が要りますし、審美眼も大事ですが。
フランスでもAIアートについてはかなり話題になっているようで、従来のアートの価値観が揺らいでいるようです。
AIアートはアートの敷居を下げる一方、アートの陳腐化も招きそうです。
プログラミングをするプログラマーの需要に、減少の傾向があるとの記事。
ノーコードの登場により、エンジニアがコードを書くこと自体減りつつあるようです。
AIの台頭もその一因かと。
AIを適切に扱えることが重要なスキルで、コードは自動で書くものになりつつあるようです。
「コードを書くのがエンジニア」という既成概念に捕らわれる必要は、もう無いのでしょう。
【コースの一部無料公開について】
Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。
AI(人工知能)ってそもそも何?【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #004】:
「線虫」から人工知能へ。線虫は汎用人工知能への掛橋になるのか?【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #005】:
【書籍】
Udemyの講座がきっかけになって執筆した著書「あたらしい脳科学と人工知能の教科書」が好評を得ています。
今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。
ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。
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