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【News! AIRS-Lab #069】AIは「心」を理解するのか?、明日2/13のライブ講義など

皆様こんにちは、我妻です。
ChatGPTとMidjourneyを使って椅子をデザインしてみました。

こんな椅子、部屋に欲しいです。
ただ、よく見るとフレームの接続がおかしいですね。


今回は、明日2/13(月)のライブ講義、今週のAIトピック、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。

この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。


【Section2: 文章を生成するAI】

明日2/13(月)の21時から、ライブ講義「ジェネレーティブAI(生成AI)入門」 Section2が始まります。

ジェネレーティブAI(生成AI)入門 Section2【Live!人工知能 114】 https://youtube.com/live/NNkGg8DNYhM

今回は、ジェネレーティブAIによる文章の生成を扱います。


「ジェネレーティブAI(生成AI)入門」は、近年発展が著しいジェネレーティブAI(生成AI)について学ぶ講座です。

難しい数式やコードを使わずに、ジェネレーティブAIの要点を丁寧に学ぶので、文系の方でも問題なく受講できます。


【今週のAIトピック】

直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。

Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。


「GPT-3」などの最新言語モデルが、他者の心を推察する「心の理論」を獲得しているとする論文が発表されたようです。

診断テストで、最新のAIは9歳児と同等のスコアを記録したとのこと。

果たして、ChatGPTは我々の心を理解しているのでしょうか?


コード・レッド発動中のGoogleが、ChatGPTに対抗するbotをテスト中とのこと。

「Apprentice Bard」という名前で、直訳すると「見習い吟遊詩人」という意味になります。

ChatGPTがMicrsoftの検索エンジンBingに組み込まれるので、この成否はGoogleの今後の運命を左右しそうです。

オープンソースvs大手による管理、という側面もあるこの戦い、ある意味人類の文明を左右する重要な局面と言っても大袈裟ではないかと。


「信頼できるテスター」に対する限定的な公開が始まったようですが、今後数週間のうちに一般向けに公開される可能性が高そうです。

果たして、ChatGPTに匹敵する性能のがあるのか、それとも凌駕するのか、自分の目で早く確かめたいところです。


ChatGPTなどの生成AIは、科学者の仕事のやり方を大きく変えつつあるとのこと。

大規模言語モデルを使いこなせる科学者とそうでない科学者の間に、生産性の大きな違いが生まれつつあるようです。

科研費申請書の作成や論文の校正などの「作業」はAIに任せて、本来集中すべき本質に集中できるようになるのでは。

ただ、組織自体が古いと無駄な会議などに時間をとられることになるので、結局は所属する組織を変えるのが科学者個人にとっては望ましいのかもしれません。

組織に属するメリットがネームバリュー以外に少なくなりつつあるので、特定の組織に属しない「在野」の科学者にとっては、朗報でしかないのでは。


ChatGPTの生みの親、サム・アルトマンへのインタビュー。

ChatGPTは既存のGTP-3のモデルにわずかな微調整を加えた結果生まれたもので、根本的に新しいものではないとのこと。

また、AGI(汎用人工知能)についても言及しています。

ChatGPTにより今すぐAGIが実現するとは考えていないようですが、今後ゆっくりと進歩しいつのまにか実現するのではないかとのこと。

オープンソースにすることで、世界中に新しい技術を感じ、格闘する機会を提供したいそうです。


人気の中世が舞台のRPGで、NPCに会話AI生成が導入されたとのこと。

自由にテキスト入れることができて、NPCが舞台設定に合わせた自然な回答をしてくれるようです。

没入感が向上し、ゲームの世界がリアルな世界に近づいていくのでは。

リアルな世界は、生きている複数の世界の中の一つに過ぎない、というのがやがて普通になっていくのかもしれませんね。


ChatGPT同士にギャグの応酬をさせた結果、双方ともつまららいのが逆に面白いという不思議な状態に。

将棋や囲碁のトッププロがAIから学んでいるように、今後お笑い芸人もAIから学ぶようになるのかもしれません。

応酬の末、自虐ネタが生まれたのは単なる偶然なのでしょうか。それとも...

個人的にオモコロのAI台本回が大好きなのですが、お笑いの本質は人間の感覚との微妙な「ズレ」なのかもしれません。

ひょっとしたら、こういったズレが楽しめるのは今だけなのかも...


自在に動かせる、第6の指が開発中のようです。

義手や義足とは違い、「代わり」ではなく「拡張」であるのが興味深いです。

従来の身体的な制約に捕らわれない、自由な身体拡張が可能になっていくのでは。

そもそも、デバイスへの入力に使うのであれば、指である必要もないのでは。

キーボードやマウス、タッチパネルを使わずに筋電位でデバイスを制御できるのであれば、iPhoneの登場並みの革命が起きるのでは。


【AI動画の公開】

YouTube上で、AIに関する動画が公開されています。

AIと「倫理」。アシロマAI原則とAIの未来。【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #017】】:

AIが決める「税率」 AIは政治家や経営者になれるのか?【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #013】:


【書籍】

Udemyの講座がきっかけになって執筆した著書「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい数学の教科書」が好評を得ています。


今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。

ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

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