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【News! AIRS-Lab #076】イタリアでChatGPTが禁止に?、明日4/3(月)のライブ講義など

皆様こんにちは、我妻です。

以下は、先月僕が作成したAIアートです。

まるで映画のワンシーンのようですね。

このような画像が、誰でも文章から生成できる凄い時代に我々は生きています。


今回は、明日4/3(月)から始まる新しいライブ講義、今週のAIトピック、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。

この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。


【Section3: チャットボットの公開】

明日4/3(月)の21時から、新しいライブ講義「ChatGPT APIを使ってチャットボットを作ろう!【GPT-3.5/GPT-4】」 Section3が始まります。

ChatGPT APIを使ってチャットボットを作ろう!【GPT-3.5/GPT-4】 Section3【Live!人工知能 119】 https://youtube.com/live/AgLJB7p3o1M

初回のSection3では、Streamlit Cloudを使い構築したチャットボットをWeb上に公開します.


「ChatGPT APIを使ってチャットボットを作ろう!」は、ChatGPTのAPIを使ってチャットボットを構築する方法を学ぶ講座です。

様々な性格や機能を持つチャットボットを構築し、公開する方法を学びます。


【今週のAIトピック】

直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。

Twitter(@yuky_az https://twitter.com/yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。


ChatGPTが、イタリアで一時使用禁止なったとのこと。

イタリアのユーザーにとって、かなりの不満なのでは。

今後規制側にまわる国家は増えていくのかもしれません。

ただ、プライバシーの保護よりも得られる恩恵の方がはるかに大く、規制側の国は競争力を失っていきそうです。

この規制が長引けば、イタリアは今後様々な産業で他の国の後塵を拝することは避けられないでしょう。


OpenAIが、ChatGPTなどの利用規約を改定したようです。

従来よりも禁止事項が具体的で明確になりました。

差別や暴力、マルウェアの作成、ギャンブルや性的なコンテンツなど、一般的なSNSの禁止事項もありますが、政治運動や無許可の法律行為、医療行為などLLM独特の禁止事項もあります。

また、人間ではなくAIと対話していることを明記する必要があるとのこと。

確かに、LLMの負の側面を排除するために、明確なガイドラインの存在は必要かと。

今後ChatGPTを使ってサービスを構築したい方は、熟読してOpenAIの意向を把握しておいた方がよさそうです。


非営利の研究組織Future of Life Institute(FLI)が、GPT-4よりも大きなAIシステムの開発と運用を少なくとも6カ月間停止することを呼びかける書簡を公開したとのこと。

現時点で1000人以上が署名しており、イーロン・マスクやスティーブ・ウォズニアック、「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリの名前も含まれるようです。

OpenAIを筆頭とするAI推進派に対して、一種の対抗勢力が現れたようですね。

個人的に彼らに同意するわけではないですが、人類の運命を決定する重要事項なので反対意見が現れるのもある意味健全かと。

今後、人類全体がこの議論に参加していく必要があるのでは。


OpenAI、GPT-4のパラメータ数や学習に使ったデータ量など、重要な情報をまだ公開していません。

スケーリング則に沿い、より巨大なモデルになっているのでしょうか。

ただ、最も恐れるべきなのはモデルが極めて小さくなっている可能性かと。

GPT-3.5と同等、あるいはそれ以上の性能を持つモデルが少ないパラメータ数で実現できるのであれば、高性能言語モデルがいきなり手軽になりすぎて世界が大混乱に陥る可能性も。

実際に、いくつかの研究はLLMの性能を保ちつつモデルサイズを縮小できる可能性を示しています。

果たして、OpenAIが詳細を秘匿する理由はこの辺りにあるのでしょうか?


ゲームのCGクリエイターが、一晩にしてMidjourneyに仕事を奪われたという話。

今までで積み上げてきたスキルが誰でも使えるようになってしまうのは、確かに悲痛かと思います。

しかしながら、時代を巻き戻すことはできないので、画像生成AIを新たなツールぐらいに捉えて、それをベースに新たな表現手法にトライするぐらいの前向きな姿勢が望ましいのではないでしょうか。

AIは今のところ既存の表現手法を組み合わせることしかできないので、それに新たな価値をを付与するのは今のところ人間にしかできないのでは。

今のところは、ですが...


4月1日、「レベル4」の自動運転車が解禁されました。

遠隔での監視が必要ですが、条件さえ満たせば運転手不在でもOKとのこと。

公共交通機関が貧弱な過疎地から導入されていくようで、今後人流だけではなく物流も担うようになるのでは。

日本の場合、地方の高齢者をターゲットにした方が政策がスムーズに進むのかもしれません。

個人的には、移動が自動運転タクシーで完結する未来が早く来てほしいと願っています。

スマホに今日やりたいことを音声で伝えれば、自動運転車の手配まで含めたスケジューリングを全てChatGPTのようなAIがこなしてくれるようになるのでは。

人生は80年しかないので、不本意な作業に時間を取られる機会はなるべく減らしたいです。

もっとも、不老不死テクノロジーが実現すれば、「こんな楽しい作業をAIに任せるのはもったいない」的な思考に変わるのかもしれませんが。


「老化細胞を除去する薬」の開発状況について。

2026年頃には実用化される可能性があるとのこと。

健康寿命は延び続けてきましたが、数年後に状況が劇的に改善する可能性が。


【AI動画の公開】

Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。

ChatGPT APIを使ってチャットボットを作ろう!【GPT-3.5/GPT-4】 Section1 -Udemyコースを一部無料公開-:


【書籍】

Udemyの講座がきっかけになって執筆した著書「あたらしい脳科学と人工知能の教科書」が好評を得ています。


今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。

ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

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