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【News! AIRS-Lab #032】今週のAIトピック「『口笛言語』と言語の持つ可能性」、ライブ講義の休講など

ゴールデンウィークが始まりましたね。僕の方は、GWが始まる寸前に新しい本の初稿を何とか仕上げることができました。

久々にのんびりすることができましたが、次のライブ講義の準備が待っています。

今回は、ライブ講義の休講、今週のAIトピック、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。

この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。

https://note.com/yuky_az/m/m36799465e0f4


【ライブ講義の休講について】


本日5/2(月)のライブ講義は休講になりますのでご注意ください。

次の講義は鋭意構想中なのですが、近日中にTwitterとYouTubeでお知らせします。


【コミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」】

「AI」をテーマに交流し、創造するWeb上のコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」を開設しました。

メンバーにはUdemy新コースの無料提供、毎月のイベントへの参加、Slackコミュニティへの参加などの特典があります。

https://www.airs-lab.jp/

活動報告: https://note.com/yuky_az/m/me9b21d94f4e7

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【News! AIRS-Lab】

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【今週のAIトピック: 「『口笛言語』と言語の持つ可能性」など】

「口笛言語」が日経サイエンスの記事になっていたのを見つけました。

https://www.nikkei-science.com/201705_060.html?fbclid=IwAR08z3Fn0NvoOSWHSTG1N6Vu8lPbDD0jpbJPFkfCDzWh4rYX_9NAXYNWp-o

> スペイン領カナリア諸島の「シルボ・ゴメーロ」など少数が知られるだけだったが,著者らの近年の研究でギリシャや中南米,東南アジアなど世界各地の約70の集団がいまも使っていることがわかった。

我々が普段使っている喉を発声器官とする言語は、言語が持つ可能性のごく一部に過ぎなのだと改めて考えさせられました。

日本語や英語などの言語は、最適化された結果なのでしょうか。それともキーボードのQWERTのように惰性で使っているだけなのでしょうか。

ひょっとしたら、IT化の進展や地球人口の増大の結果、まったく新しい形の言語が登場するかもしれません。

AI同士のコミュニケーションで新しい言語が生まれるかも?そんなことを想像してしまいます。


世界初の、AIアート専用美術館が昨年上海に誕生していたようです。

https://dime.jp/genre/1374268/

知能を持つアート作品、一体どんな感じなのでしょうか。

ただ、場所が上海ということで、コロナ禍の現在訪問はかなり難しそうです。

AIアートの魅力の一つは、参入障壁が低いことかと。

誰でもボタン一つで絵を描いたり楽曲を生成したりできるので、消費者としてだけではなく生産者として参加しやすいのがいいですね。


イーロンマスクのTwitter買収、合意に至ったようです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220426/k10013599071000.html

とりあえずの動きとしてTwitterのオープンソース化があるようで、早速GitHubにレポジトリを作る動きがあったようです。

中身はまだ空ですが。

人類の文明に影響を与えるレベルのSNS、今後どのような動きがあるのでしょうか。

高度な翻訳機能により言語の壁が無くなったり、有益な報道に金銭的インセンティブを与えたり…なんて期待を抱いてしまいます。


AIを搭載した鼻と「口だけ」のロボット。かなりのインパクトです。

https://nazology.net/archives/108251

AIによって自動生成された、オリジナルの祈りを奏でることができるとのことです。

> ストリーバ氏によると、「このAIには、キリスト教の聖書やイスラム教のコーラン、儒教の古典など、世界の多様な聖典を学習させた」ようです。

録音では駄目なの?と思ってしまいますが、鼻と口の存在が、存在感を感じさせる音響を生み出しているのかもしれません。

でも結局、製作者にしかその意図は分からなそうです...

未来の宗教は、AIが重要な役割をになるようになるのでしょうか。


筋電位を使って5本の指をバラバラに動かせる義手が開発されたとのこと。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC227VW0S2A420C2000000/

85%程度の生活動作に対応できるようで、QOLがかなり向上しそうです。

さらにその先には、人間に無い器官を追加することが可能になるのでしょうか。

指や腕の数を増やしたり、あるいは筋電位を直接デバイスにつないだ場合、脳は新たな器官を認識して制御できるようにはなるのでしょうか。


Anaconda社が、Pythonをブラウザ上で動かせる「PyScript」をリリースしました。

https://www.anaconda.com/blog/pyscript-python-in-the-browser

PythonとHTMLを組み合わせることで、リッチなアプリが開発できるとのこと。

JavaScriptとの連携もできるようです。

まだリリースしたばかりなので安定して動作するかどうかは分かりませんが、試してみる価値はあるのでは。

iOS、Androidのネイティブアプリが開発できるようになったら、ぜひ使ってみたいのですが...


【AIと遊ぼう!AIRS-Lab】

YouTubeチャンネル「自由研究室 AIRS-Lab」で、AIの魅力を発信する動画を公開しています。

AIとペアプログラミング【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #081】: https://youtu.be/l9MAagugaSE


【書籍】

Udemyコース「AIパーフェクトマスター講座」が書籍になりました。

新刊「Google Colaboratoryで学ぶ!あたらしい人工知能技術の教科書」(翔泳社)は9/8に書店に並びました。

Google Colaboratoryを使って、CNN、RNN、生成モデル、強化学習、転移学習などの人工知能技術を一通り学ぶ本です。

また、他のUdmeyコースの書籍化の企画が既に始まっています。どうぞご期待ください。


今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。

ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。

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