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ワーケーション初体験記 ②朝ランが気持ちいい!

初めて体験したワーケーション。3割仕事、7割遊びというぐらいの割り振りで、山里に行って来ました。予想以上に多くなった荷物を抱えて苦労したのは到着までの話。滞在場所に着いてリュックを下ろしたら、すっかり身軽になりました。

そして翌日と翌々日、早起きして朝ランをしました。


朝ラン1日目

雲が多めながら、青空が覗いていました。気温は平地より2, 3度低いかなという感じ。山や木々がほどよく陰を作ってくれることも重なり、普段より大分と走りやすいです。

山際なだけに、アップダウンは結構あります。でも、川沿いを進んだら走りやすいトレイルが。

途中、茶畑も。

この日は8kmほど走りました。

滞在先に戻り、前日買って冷やしておいた、地元近くで採れた「黄色いスイカ」を食べようと楽しみに切ったら、、中は見事に「赤」でした。

「黄色いスイカ」は赤かった

普通のスイカじゃん!・・・味はよかったです。

朝ラン2日目

翌朝も5時過ぎからラン。夜、雨が降ったようです。地面や木々の葉が濡れていました。

天気は、この日の方がよかったです。こんな空を見るだけでうれしくなります。

少し時間が経った頃。

前日とは違う川の方に行ってみました。河原は、砂利の道。着地した足が少し沈みます。負荷をかけたいときにはぴったり。この日はゆったりランがテーマだったので、河原は少しだけ走りました。

川から離れて畑の横を走っていると、ワサッと道の方にはみ出して生えている低木と果実がありました。見てみるとブラックベリーです。実も葉っぱも、まだ雨の水滴が付いています。

ブラックベリー

おいしそう〜と思わず立ち止まると、小さな貼り紙が目に入りました。

「ご自由にお取りください」

えっ!ほんとですか!!なんと寛大な。

誰もいない畑に一礼して、少し摘ませていただくことにしました。桑の実と同じで、真っ黒になったものが熟した実です。大きさは、桑の実の5倍ぐらいあります。

黒いのが熟した実

口に入れてプチプチした実を噛むと、、

酸っぱい!!

真っ黒な実でも、ちょっと驚くほどの酸味でした。たっぷり汗をかいて疲れてきた体がピンと伸びるぐらい。

どうも、ただ黒いだけじゃなく、触れてやわらかいものが甘さも持っているようでした。

桑の実は、毎年6月ごろにランニング途上でちょこっと摘みにいきます。

でも今回のブラックベリーは、まさに偶然でした。こんな出会いがあると、すごく記憶に刻まれます。

2日目の朝は、10キロほどのランでした。

ワーケーションの朝ランまとめ

今回のワーケーションで大きな目的のひとつだった朝ラン。山と森の空気をたっぷり吸って、少し暑さが控えめな中を気持ちよくランニングできました。

初めての場所を走ると、景色を眺めつつ、建物の雰囲気や道のつながり、地形の登り下りなどを全身で感じることができます。歩くのも好きですが、走ると同じ時間でより長い距離を進むことができ、その場所への親しみが増します。

人が少なく、自然が濃くなるにつれ、イノシシやクマとの遭遇などに気を遣わないといけないかも、という点は気に留めておいた方がよいかもしれません。今回は、特に注意喚起の看板などが出ていなかったこともあり、さほど気にしませんでした。それでも、鬱蒼とした山の中などには入りませんでした。

訪問者として、無理のない範囲で、静かにランニングを楽しむ。そんなスタイルには、人がしっかり暮らしている山里でのワーケーションは相性がいいなと感じました。

ちなみに両日とも、小さくて可愛らしい昔のフィルムカメラ、ローライB35を朝ランに持って行きました。ジップロックの袋で包み、汗がつかないようにポケットに入れました。 

https://note.com/yukura_yukura/n/n1d055cb0b0d1

ふと気に入った景色が目に入ったときに少し立ち止まってフィルムカメラのシャッターを押すのは、楽しいものです。まだフィルムが残っているので、現像はしばらく先になりそうです。




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