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環境調整:死なないから、焦らなくて大丈夫

結果、私たちは死に行く生き物です。死ぬときは物理的に何も持っていけないから、何か残したいですよね。でも、残せたとしてもそれがどうなっていくかもわからない。

今闘病中の方に向けて、それを支えているご家族たちに真っ向向かって発信してはいけないのかもしれませんが、心配と不安と恐怖で押し潰されそうであれば、少しでも心穏やかな時間が流れてほしいと思います。

焦らなくとも、欲張らなくても大丈夫なので、安心してほしいです。

きっと私たちの魂は死なず残り、次の居場所を見つけていくと思います。

ですので、なるべく最後まで良心を残してバトンを渡していきましょう。私も受け取って今ここに居ると感じています。

結婚していなくても、子供がいなくても、家族がなくとも、です。

この世は「絡合」です。

どんな些細な事でもいい。信じる大切な人に思いを伝えて、バトンを渡して、最後は、静かに「祈る」という精神的な強さがあればきっと、良い最期を迎えることができると感じます。

私は、18歳の時に*プロジェリアの女性との出会いで人生に大きな価値観をいただきました。

*プロジェリアは普通の10倍近いスピードで老化していく病気で、10歳であれば肉体年令は100歳に近いと言われます。患者の平均寿命は13歳。

しっかり恋愛もして思春期もあって、お友達と恋バナしたり、でも彼女の「若い」はとても短い。そんな彼女を前にして、みんな本来、大枠は同じなのかな・・という気づきがありました。

経験が早いか遅いか、だけの違いかもしれません。もちろん時期尚早と思われることもあると思います。経験の順番によって対処の仕方が違いますし、結果も異なります。

人間はやはり、「死ぬ為」に生まれ生きていると感じます。
(以前も記しましたが、生まれたいと思って生まれてきた訳では無いから)

だからやはり、「過程」が大切なのだと身に染みます。良い魂のままどうやって次に繋いでいくか。

お金の為だとして、名誉の為だとして、結婚の為だとして、

では、その結果をポイっと置いていかれて、、そこに何を思うだろう。

自分の精一杯の人生の足跡を残す、それがお金なのか、事業なのか、子供なのかはそれぞれでしょう。目的がわからない人もいると思います。

答えがもし、

次にあなたのバトンを渡す人をあなた自身が見つけて、その人の為に人生を生き抜く事

だとしたら、魂が受け継がれている事を少し実感できるような気がします。生まれた意味を感じます。

当時18歳にしては、まだまだ白い大脳皮質で深く深く考え続けていました。その後の人生の節目節目で大切な自分軸となっています。

短い命を抱きしめて^^

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