環境調整:個人の尊重と繋がり
「絡合」という言葉があります。私は個人的にこれを人の繋がりで考えています。血の繋がりだけでない。私たちは、「量子のもつれ」によって存在しているだけで常に他者とつながっている事。
結婚、出産、家族生活、非常に大切で重要な人生のイベントの一つです。しかしながら、ライフステージが増え、独身時代のイベント(生き甲斐)も増えることによって、これまでより後ろ倒しにする人も増えました。
出産率の低下により、更なる少子高齢化の今後を思えば、ポジティブな方向へ行くよう応援したいものですよね。
しかし、結婚できない、出産できない、家族を持てない。それでも良い事を許してあげてください^^
社会的な問題も増えているようですが、この風潮をつくったのは、否が応でも私たち。様々な取捨選択をして結婚を先送りし、出産を先送りし、家族を持つ事を先送りした結果起こっている現象だからです。
※既に、結婚、ご出産、ご家庭をお持ちの方には、周りに該当する方との繋がりを考えてみていただければと思います。
根性もあるし、やる気もあるし、限界ギリギリまで頑張れる素晴らしい精神力を兼ね揃える私たちの代償と言えば、知らず知らずにリスクを取り続け、機能不全になるまで頑張ってしまい、心を痛めてしまうことかもしれません。
私たちは潜在的に、どんな時でも、より良い生活を求め、より良い人生を追求し続けています。医療の発達とともに寿命が伸びました。そしてインターネットの発展とともに自分の知らない情報が多く手に入るようになり、未来に期待し始めました。同時に不安もセットです。言論の自由により、個人の意見が非常に尊重され、生き方の選択肢が増え、自分自身と向きあう時間や、「幸せ」を考えたりするようになりました。
だからこそ、思慮深い人ほど、「自分の幸せ」を探し始め、「他者の幸せ」を考え、自分軸を形成し始めるのかもしれません。
多くの人と同じ時間(・時代)を生きているのに、自分軸で生きてしまっているのかな、と感じます。ただ単に、他人とすれ違ってしまっているだけなのかなと。
自分の幸せを考え、自分を大切にすることは非常に重要です。でも自分が納得せず、誰かの為に生きることは、少しだけ悲しいです。
何故なら、今を生きる私たちは、自分の幸せを考えることが許されているからです。思う存分考えて、勇気を出してトライしてみれば良いのだと。疲れたら休めば良い。今は出遅れても許される時代だからです。
結婚できなくても、良いのかと。子孫を残せなくても、良いのかと。
今、日本が抱えている問題の原因は、人口減少だけではありません。むしろ世界的に見たら人口増の方が大変です。(特に電力不足や、食料、飲料問題が悲惨な事に)
振り返れば、明治の人口は3000万人程度。そこから知恵を振り絞り日本人魂のお陰で、今日まで至るわけです。少子高齢化だけを理由にできないですね。
DNAの大半はウィルス由来と言われています。
地球がメタンに満ちて、マグマに覆われた過酷な環境だった頃に現れたあるバクテリアは光合成を行なって大気中に大量の酸素を放出しはじめましたそうです。
微生物は酸化と還元のように電子の交換?移動を繰り返して地球環境をつくり変えてきたのでしょう。
そのプロセスで地球上の生物は絶滅の危機に何度もさらされてきたはずですが、完全に滅びずに済んだのは、微生物が多様なDNA(電子)交換をこの地球上で行い私たち人間に影響したのかと思います。
既に分かっているのは、血の繋がりだけでなく、量子のもつれで私たちは繋がっているのだということです。
だから、人口がどんなに少なくなっても、危機に晒されても、清い心、良心が残っていれば、彼らのDNA交換がされ必ず復活すると信じます。
今無理しているのならば、もしかすると、不要な理由があるのかもしれません。思い切って手放してみることも必要だというサインかもしれません。
途中で妥協して、後悔し、苦しんで、誰かを妬んだままでは、良い魂(エネルギー)は残らないように思えてなりません。
信じる他者を見つけ、委ねる事(バトンを渡す事)ができれば◎です。