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環境調整:壊れた時に、補強する最高のもの

人間は誰がなんと言おうと、不完全。

人間が作ったものは、全て不完全であり、問題が孕んでいます。

フィジカル、メンタルも同様です。

(だから人間であり、手をかけたくなってしまう愛おしいものなのでしょう^^)

そして、強いもの(人)をつくるより、壊れたもの(人)を助ける方が大変です。

「金繕い」という日本の伝統的な修復技術がありますが、私はこの言葉に出合ったのがアメリカ文学を学んでいた大学生の時。パッチワークキルトの歴史と並行して遭遇しました。

(※金繕い、金継ぎについては、私の言葉での説明を割愛いたしたく。)

粉々になっても、やり直せる。美しい人生を歩める事を確信しました。

条件は、

その場凌ぎのギリギリな状態で苦しんでいるのなら、魂を売る前に、清く崩れること

そして、確かなもので繕うこと

壊れた時、崩れ落ちた時、何で補うか、がとても重要なのかな、と。

そのまま? セロハンテープ? 接着剤? プロに任せる? 捨てて新しいものにする? 

壊れた物によって取捨選択し、どれかに当てはまるかと思うのですが、

同様に、メンタルが壊れた時、振り返ってみてほしいです。

先に私の見解から述べますと、

一番は、「愛」です。これが最強です。 :家族、友達、信頼できる誰か

二番目はあえて挙げるのであれば、「言葉」かな。:読書でも、セルフトークでも

「仕事」や「趣味」「ゲーム」「食べる」中には「不倫」「女性遊び」する人も。

これらは実は、物質でなく、全て『行為』となります。(ここでもドーパミンが鍵を握っていると思いますが、ここでも割愛いたしたく。前回も割愛したので、別の機会に残したいと思います。)

人間はどん底に落ちている時は、「生きる」為の行動が最優先になりますが、これは何歳でどん底に落ちるかによって、その行動(=対処方法)は変わってくると思います。

その時、どんな情報が脳に入っているかで、その時目の前に何が見えているかで、本能がどうさせるか変わってくると思います。

崩れている時に、お酒を飲むことや、刺激的なものを食べることや、激しいスポーツをする事、情熱的な恋愛や、スリルのある行動は、恐らくドーパミンの量を増やし、脳がハイジャックされてしまうリスクがあるでしょう。勿論、全てを悪いとは言いません。命が救われ、幸せを感じる方が大切です。

しかし脳がハイジャックされないよう合いの手が必要かと考えます。環境調整ですね。

何で補強するかで、その次の行動、その後の生活が変わって行きます。できれば、崩れて弱くなっている時は、たっぷりの愛情を注いで差し上げたいですよね。

傷ついた心は、そのままにしておくと、被害者〝意識〟を拡大させてしまい、そのうちに加害者を生んでしまうリスクがあります。これ、無限のループなんです。

こうなると、言葉では埋められません。

何故「愛」なのかというと、愛は一時的な言葉でもなく、一時的にあてがえるものでもなく、時間をかけて「育んで」いかないと存在しない、深〜いものだからです。その人が芽を持っていれば、必ず愛で補えます。

持っていれば、と言いましたが、この世の全ての人が、そんな素晴らしいもの(愛の芽)を持っているのは事実です。そう信じています。

パートナーがいないとできない。そんなことは決して無いと考えます。

出会う人の事を慮り、思慮深く、且つ自分を大切にし、辛くて苦しくて、途中で投げ出したくなっても、時間をかけて諦めず向き合い、魂を売らなければ、自然と育まれ愛が存在すると思います。

 そんなあなたがいるだけで、誰かが必ず救われています。^^私が思うWellbeingです。


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