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【感想3】いい意味で平和についてフラットに考えることができて良かった
長崎原爆の若き語り部こと、田平由布子です。
全国の学校等で平和教育をするなかで、生徒さん達からいただいた感想をご紹介していきますね。
今回は長崎北高等学校・1年の生徒さんから。
素敵な感想、本当にありがとうございました。
今まで聞いていたような被爆体験講話は「主張」という感じだったが、田平さんのお話は「考えさせられる」もので新鮮だった。
ゴールを決めれられていない分、気持ちが楽で、いい意味で平和についてフラットに考えることができて良かった。
核がいいものだとは言えないけど、今の日本は米の核の傘下にある状態で平和を保っているため、一概に悪だとも言えない。今、傘下を抜けることは怖いし、そう考えると結局私たちは核に守られていることになり、難しい。
それぞれにそれぞれの複雑な事情があり、この現状を変えることは時間が掛かるだろうけど、少しずつ動かしていきたい。
私はこの感想を読んだ時に「共に考える」重要性を改めて感じました。
私の頃もそうでしたが、平和教育は「暗黙の了解」や「ゴール」がそれとなくあったように思います。
原爆(核兵器)はダメ
戦争はダメ
平和の大切さ
これらの気持ちを育むことこそが絶対的なルールで、正しいこと。だからこその思考停止な感じが漂っていました。
そのことを、この生徒さんは感じていたんだなぁと思うとともに、私が大事にしている「共に考える」平和教育を評価してくださってとても嬉しく思いました。
他の感想はこちら↓
https://note.com/yukotabira/m/m8227b46231f3
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