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【感想2】被爆者の話の方が説得力があると思っていたけど…
長崎原爆の若き語り部こと、田平由布子です。
全国の学校等で平和教育をするなかで、生徒さん達からいただいた感想をご紹介していきますね。
今回は兵庫県姫路市・中3の生徒さんから。
今回の話を聞いて、私は「平和ほど尊いものはない」という言葉が頭から離れません。
この言葉を聞いた時、私は本当にその通りだなと思いました。
被爆者から話を聞く方が説得力があるんじゃないか、と思っていたけど、
話を聞いてからは、その被爆者の思いをいつまでも、この世が平和になるまで伝え続けていくことが何よりも大事で、
私達も、もっと学んでいかなければならないんだなと思いました。
それを学ぶための修学旅行で学べるだけ学んで、もし、誰かから原爆のことについて聞かれたら、今日みたいに説得力のある分かりやすい返事ができるようになりたいなと思いました。
素敵な感想、本当にありがとうございました。
私が被爆者の継承者として講話をするときに一番不安だったのは、
被爆者でもないのに語っても説得力ないよね
と言われることでした。
だからこそ、原爆や戦争、被爆者の体験や思いに至るまであらゆることを学び、心に刻みつけてきました。
その地道な取り組みは、聴く人に伝わっているんだなと確信しています。
努力次第で、継承の必要性はいくらでも伝えられます。
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