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今年で第100回目「夏の甲子園」

明日8月5日(日)から、いよいよ甲子園球場での高校野球が始まる。
今年でなんと第100回目。
暑い中、球児たちの熱い戦いが繰り広げられるのだろう。

この甲子園球場は、兵庫県の西宮市にある。
日本で最初に誕生した、収容人数の最も大きな野球場らしい。
阪神タイガースの本拠地であり、野球に興味がない人でも「甲子園」という名前は聞いたことがあるはずだ。

高校球児にとって、甲子園のマウンドに立つことは夢のひとつだろう。
そんなマウンドに私は4度立ったことがある。


私は西宮市出身。
芦屋市との境目なので、甲子園までは車でも20分ほどはかかるが、甲子園球場は子どもの頃から身近なものであった。
阪神タイガースの選手たちに接する機会も多かった。
小学校では、クラスのほとんどの男子が阪神帽をかぶっていた。

なぜ私が甲子園のマウンドに立ったことがあるのか。
西宮では、市の合同体育会が甲子園球場で行われるからだ。
小学校6年生と中学の3年間、一年に一度、私たちは甲子園球場で組体操をしたり、観客席で人文字を作ったりした。
必ず「甲子園の土」を持ち帰ろうとする生徒がいて、先生に強く叱られていたことを久しぶりに思いだした。
甲子園球場は、球児たちにとってだけでなく、私たち西宮で育ってきた子どもたちにも、思い出深い、大切な場所である。

100回目を迎える甲子園球場での高校野球。
明日から、球児たち、その親たち、応援する人たちにとって、どんな物語が展開されるのだろうか。
猛暑の中での試合、体調管理に気をつけながら、ぜひ思い出に残る1ページを作ってもらいたい。

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