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Music(音楽)は数えられる?

Music(音楽)は数えられる?

普段の生活の中で、「これは数えられる物?数えられない物?」と意識していないですよね。

そんな中でも、英語を勉強していると、ふと「複数(2つ以上のもの)ってSつけるんだったな。さてはて、この言葉はどうするんだったかな?」と思う事はないですか?

先日の前髪命君
「さて、クイズです。musicって、数えられるでしょうか?数えられないでしょうか?」

「すまん。答え知っとる」
前髪命
「だよね。せやと思った。でも面白いよね。確かに音楽全般として考えたら数えられないのはわかるけど、曲を1曲だけ聴いても、10曲聴いてもlisten to musicはなんか不思議というか、ふ~んって感じがする」とのこと。

少し加算名詞・不加算名詞について少しご紹介します。

●加算名詞(個々に数えることができる名詞)
例えば、book(本)、cat(猫)、table(テーブル)などがあります。
単数形を複数形にしたら、book(単数)→books(複数)になりますね。

I have a book.
She has two cats.
There are three tables in the room.

●不加算名詞(どこからどこまでが1つという区切りがない液体や、単位を用いて数えることができない知識や、全体としてとらえるお金や時間など)
例えば、water(水)、knowledge(知識)、money(お金)などがあります。
これらの名詞は通常単数形で使われ、複数形にしません。

I need some water.
She has a lot of knowledge.
Can I borrow some money?

参考元:中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
    監修者 山田暢彦
    発行所 株式会社 Gakken

※不可算名詞は通常単数形で使われますが、特定の文脈で量を表現するために単位や表現を追加することがあります。
例えば、a cup of coffee(コーヒー一杯)、two bottles of water(水二本)などです。

言葉のオタクとしては、英語のこの部分大好きです。日本語で意識していない部分。
どこからどこまでが1つという区切りがない水が、ボトルに入った瞬間に2本と数えられる物に変身するんなんて!
なんだかキュンをしませんか!?

前髪命君は音楽で、私は水で、不加算名詞の面白さを共感した先日の会話でした。

この概念だけでなく「へ~!そうなの!」という日本語と英語の違いを面白く学んでいるうちに、きっと基礎英語は身についていくと思います。
何かクスッと面白い事 心が動く事が、学習の定着には大切!!


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